DVDの処分の仕方は?売るならおすすめの買取方法も検証
DVDを整理するには様々な方法がありますが、どのように処分するのが手軽でお得なのでしょうか。
DVDを売る場合のオークション、実店舗買取、宅配買取など、それぞれの特徴やデメリットも紹介します。
DVDはどうやって処分する?
燃やせるゴミとして捨てる
いらなくなったDVDは、住まいの地域でゴミとして処分することができます。
DVDのディスクは紙くずや生ゴミ同様「可燃ごみ」に、プラスチックケースは自治体により「可燃ごみ」または「資源ごみ」として捨てます。
ゴミ袋に入れて決められた曜日に捨てるだけなので、手間をかけずに処分することができますが、捨てたはずのDVDが盗まれてしまう事も多いため注意が必要です。
DVDやCDといった記録メディアは、再生できるものは売って現金化できるため、他人のゴミから取り出して勝手に売られてしまう事があります。
また、中身のデータを抜いて海賊版DVDを作成する悪質なケースもありますので、そのまま捨ててしまうのは不用心です。
ゴミとしてDVDを捨てる場合は、ディスクに深い傷をつけて再生できない状態にするか、ハサミやディスク用シュレッダーで破壊してから捨てましょう。
また、DVDケースも流用されないよう、何個かに割ってから捨てると安全です。
寄付して社会貢献する
日本赤十字社や国境なき医師団、国連WFPなど様々な団体で、寄付による支援を受け付けていますが、寄付できるのは現金だけでなくDVDなどの娯楽品も募集している事があります。
寄付されたDVDは買取店などで売却されたり、リサイクル資源として売り、得られた現金を活動資金に充てられますので、自分にとってはゴミになった物で日本や世界の誰かのために役立てることが可能です。
また、被災地や障碍者支援施設、遺児支援団体であれば、DVDをそのまま娯楽用品として届け、支援している事もあります。
いずれにしても再生できるDVDであれば、年代や作品は問わず寄付することができますので、まとめて一掃できるのもポイントです。
ただし、寄付団体に送る際の送料は、寄付者自身が負担しなければなりませんので、1個口800円(ゆうパック60サイズ同地域内)以上は支出がかかることを理解しておきましょう。
売却して換金する
まだ見られるDVDは、中古品として再販することができるため、売って現金化することが可能です。
ゴミを売却してお金に換えられるので、自分にとって一番お得な方法であり、最も人気の高い処分方法になっています。
個人でDVD簡単に売る方法としては、「個人売買」「実店舗買取」「ネットでの宅配買取」の3種類の方法があります。
それぞれに特徴やメリット・デメリットがありますので、どれが自分に一番合っているのかを考えた上で、利用方法を選択することが大切です。
どの方法がお得?自分に合ったDVDの売り方
個人売買(オークション、フリマなど)
DVDを売る時に、オークションやフリマアプリといった個人売買を利用する一番の利点は、最も高く売れる可能性があるということです。
買取はあくまでも業者の仕入れにあたるため、個人売買のような中古販売に比べればどうしても価格が低めになり、自分で値付けができるオークションやフリマで売った方が高く売れる事もあります。
ただし、需要と供給がマッチしていないDVDを出品すると、買いたいと考える人がいない事もあるので売れるまでの期間が長くかかってしまったり、買い手がつかないことも多いです。
有名な作品や人気作品はそれだけ出品者数も多いため、かなり綺麗な状態のDVDや、他者よりも安い価格でないと売れない事がほとんどです。
また、出品料として売り上げの10~20%が差し引かれる事も考えると、今人気のタイトルや旬の作品、プレミアのついているDVD以外は、手間と時間の割に安くなってしまいます。
実店舗での買取
DVDを買取っているお店に持ち込み、その場で査定・売却する方法です。
その日のうちに売る事が出来るので、「手持ちのDVDをすぐさま現金化したい」という方には最もおすすめです。
しかし、全体的に買取金額がかなり低く、オークションや宅配買取に比べて高く売れることはまずありません。
実店舗を構えるためには立地の良い場所に出店せねばならず、維持費や運営コストがかなり多くかかってしまうため、どうしても高く買取る事はできない仕組みになっているのです。
それに加えて、お店までの往復の労力と交通費、待ち時間など様々なロスがあることを考えると、換金スピードを重視している人以外にはあまり向かない方法と言えます。
宅配買取
ネットから買取を依頼してお店にDVDを送り、買取をしてもらう今話題の方法です。
実店舗の買取に比べて運営コストが安い為、買取金額は比較的高く、店舗によってはオークションと同等の金額で買取をしてくれるお店も多くあります。
宅配便での輸送時間がかかるため、即日現金化はできませんが、査定や入金を1~2日で行ってくれるお店もあり、思っているよりもスピーディーに取引が完了します。
また、送料も買取店が負担してくれますし、自宅で売りたいDVDを詰めたら宅配業者が指定日時に集荷に来てくれるため、コンビニや営業所までわざわざ持ち運ぶ必要もありません。
自宅から一歩も出ることなくDVDを売れるので、売りに行く時間が取れない方や仕事や育児で忙しい方も便利に利用できます。
もちろん、査定額に納得できなければキャンセルして、送ったDVDを返送してもらうことも可能です。
DVDの売り方総評
重視したいポイントを明確にして方法を選ぼう
DVDを売る方法はどれも一長一短がありますから、自分が何を重視して利用したいのかを明確にすると、おのずと利用方法が決まります。
「金額よりも、今すぐに現金化したい!」という人は、オークションや宅配買取では即日売る事が出来ないため、店舗の買取店でDVDを売るのが最も適しています。
出品の手間や売れないリスクなども承知の上で「とにかく高く売りたい!」という人であれば、まずはオークションやフリマを利用し、希望価格で出品してみるのが良いでしょう。
逆に、「手間なく高く売りたい」「利便性も価格も重視したい」という人の場合は、宅配買取をおすすめします。
オークションと同等レベルの買取金額が見込めるうえに、入金までのスピードも比較的スムーズなので、価格も時間もバランス良く求める人にピッタリです。
また、ネットで依頼する宅配買取は、自宅から出ることなく、誰にも会わずにDVDが売れるため、少々売りづらいラインナップがある方も安心です。