ガレージキットの完成品は買取できる?未組立・作りかけの査定条件も解説
ガレージキットは作りかけや完成品でも買取できる?
作りかけや完成品のガレージキットを扱える買取店もある
「未組立のままじゃないと売れないかも」と思って、作りかけのキットを棚にしまい込んでいませんか。でも、洗浄や仮組みまで進めた品も、接着や塗装の途中で止まってしまった品も買取に出せます。塗り終えた完成品も同じです。実際に、組み立ての途中や一部だけ塗った状態、完成品、パーツの欠けたキットまで買取対象としている専門店があります。
ただ、レジンのパーツは加工の仕方も保管のしかたも一つひとつ違うので、どの店でも同じように売れるとは限りません。それでも、きれいな未組立の状態へわざわざ戻さなくても売れます。今の状態のまま対応してくれる店を選べば、そのまま査定に進められます。
まずは手を止めた今の状態のまま、未組立、加工の途中、組み立てや塗装の途中、完成品のどれに近いかだけ確かめてみましょう。はっきりしないときも、写真を送れる店なら現物を見て判断してもらえるので心配いりません。
売る前に完成させなくても今の状態のまま査定へ進める
売る前に無理に完成させたり、欠けたところを接着し直したりしなくて大丈夫です。慣れない補修や塗り直しで造形や塗膜を傷めてしまうより、どこまで作業したか、今どんな状態かをそのまま伝えたほうが、お店も査定しやすくなります。
写真は、全体が分かるものに加えて、箱や説明書、残っているパーツ、削ったり欠けたりした部分が写っていれば十分です。工程の名前が分からなくても、「表面を削った」「パーツ同士をくっつけた」「灰色の下地まで塗った」といった、自分の言葉で構いません。新しい作業に入る前に写真を残しておくだけで、査定のときの説明がぐっと楽になります。
ガンプラのような一般的なプラモデルの組み立て済みや作りかけを売りたいときは、素材も扱いも変わってくるので、こちらの記事ものぞいてみてください。
ガレージキットの買取や査定条件は状態でどう変わる?
未組立のガレージキットは箱や内袋を開けた状態でも売れる
パーツをまだ切ったり削ったりしていなければ、箱や内袋を開けてしまったガレージキットも、未組立の品として査定してもらえます。袋を開けただけなら、そのまま買取に出して問題ありません。
ただ、開封済みの品は、パーツがそろっているか、説明書や完成見本が残っているかを見られます。数がはっきりしないときは、無理に「全部そろっています」と言い切らなくて大丈夫なので、不安なら「開封済みで、欠品はまだ確認できていません」と伝えれば問題ありません。袋を開けただけで手を加えていない品は未組立と伝えると、作りかけの品ときちんと区別してもらえます。
箱や説明書、デカール、台座など、買ったときの付属品が見つかれば、一緒に出してください。まだ封が切られていない袋は、中身を確かめようとして開けず、そのまま査定へ回しましょう。
洗浄や仮組みまで進めてる場合は加工した範囲を伝える
離型剤を落とすために洗った品や、バリ・パーティングラインを削った品も、買取の対象になります。軸打ち用の穴を開けた、真鍮線で仮組みしてみた、といった途中の工程も、そこで止まっていて構いません。
査定で大事なのは、どのパーツに手を入れたのかが分かることです。仮組みを外せる場合でも、細いパーツは無理に引き抜かず、そっとしておいてください。可能な範囲で手を加えた場所を写真に残す、そして工程の名前を短く添えておくだけで、お店は状態を判断しやすくなります。
削り粉や表面のべたつきが気になっても、素材や塗料が分からないまま溶剤で拭くのは避けましょう。いつもどおり、乾いた柔らかい刷毛で払えるほこりだけ落としておけば十分です。しっかりした洗浄は、査定が終わってからでも遅くありません。
塗装やサフの途中で止まったガレージキットもそのまま売れる
パーツを接着した品、サーフェイサーを吹いた品、肌や衣装の一部だけ塗った品も、作りかけのガレージキットとして買い取ってもらえます。塗装が途中だからといって、完成させてからでないと売れない、ということはありません。
伝えたいのは、どこまで接着したか、分かるなら使った塗料の種類くらいです。塗ったパーツとまだ塗っていないパーツを一緒に写して、別に保管している小物も並べておくと、全体の様子が伝わります。途中で止めた状態を隠さず見せるほうが、買い手も「ここから先どれくらい手がかかるか」を見込みやすくなります。
塗りむらを直そうとして重ね塗りをしたり、接着したパーツを分解したりすると、かえって新しい傷みにつながります。査定の前は手を加えず、作業中に撮った写真や塗装のメモが残っていれば、現物と一緒に見せましょう。
完成品や欠け・壊れがあっても無理に直さず対応する店へ
塗り終えた完成品はもちろん、細いパーツが折れてしまった品や、付属品が一部見当たらない品も、査定してくれる店があります。作品として仕上がっている品は、造形の出来だけでなく、塗装や組み立ての状態、そして無事に運べるかどうかまで含めて見てもらえます。
外れたパーツが残っているなら、捨てずに小袋に分けて添えてください。壊れたところを瞬間接着剤で慌てて直したり、欠けた部分を似たパーツで埋めたりせず、手を加えずに買取に出すのが安心です。壊れたままの場所も写真で伝える、そのうえで完成品を扱える店へ出しましょう。
立体の作品に見えても、市販の完成品フィギュアではなく、個人やメーカーが販売したキットを組み立てた物なら、その来歴も立派な査定材料になります。箱や説明書をなくしていても売ることができるので、ディーラー名や商品名など、分かる情報だけ伝えれば十分です。
イベント品や個人ディーラー品は分かる範囲の来歴を添えられるとベスト
ワンダーフェスティバルのようなイベントで販売されたガレージキットは、市販品のような化粧箱がないこともあります。でも、簡易包装だからという理由だけで手放してしまうのはもったいないです。袋やラベル、説明書に残っている情報を手掛かりに、査定へ出してみてください。
こうしたイベント品や個人ディーラー品も、ちゃんと買い取ってもらえます。たとえばT’s systemの「鹿目まどか 変身Ver.」のように、ディーラー名と商品名が分かれば、外箱が簡素でも品物を特定しやすくなり、取り扱っている店も見つかります。分かる範囲で残っている来歴をそのまま現物と一緒に渡すことが、イベント品を売るときのいちばんの準備です。
版権シールや、買った時期・場所、イベントの名前など、覚えていることはメモに添えておきましょう。あいまいなところは無理に商品名を推測せず、「イベントで購入したが詳しいことは分からない」と正直に伝えれば大丈夫です。説明書のコピーや当時撮った写真も、どのキットかを確かめる手掛かりになります。
状態別!ガレージキット買取のおすすめ店
未組立・未開封のガレージキット買取は価格検索や見積もりができる店が便利
未組立や未開封の品は、商品名やメーカー、版がはっきりしていることが多く、売る前に買取価格の目安を調べやすい状態です。手元の品がどれくらいで売れそうか、先に見当をつけてから出したい人に向いています。
駿河屋の「あんしん買取」なら、商品名から検索して、送る前に見積もりを確認できます。たとえばB-CLUBの「1/144 RX-78 ガンダム Version Ka.」のように、未塗装・未組立のガレージキットごとに目安の買取価格を調べられます。商品名が特定できる未組立品と相性のよいサービスです。ひとつだけ、「自動承諾」を選ぶと売却後に返却できないので、手元に残すか迷う品は査定結果を見てから承諾する方法を選んでおくと安心です。
トイフォレストは、未開封や新古の状態を中心にガレージキットを買い取っていて、事前に見積もりを出してもらえます。宅配買取と出張買取に対応し、見積もりが3,000円以上なら送料も返送料も無料です。まとめて送って、価格を見てから決めたいときに使いやすい店です。
作りかけや欠けのあるガレージキット買取は写真査定できる店へ
仮組みや一部塗装まで進めた品、パーツが欠けた品は、写真で状態を見てもらえる店だと話が早いです。工程の途中でも、今のまま査定してもらえます。
トレジャーは、未組立の品から、内袋を開けた品、仮組みや一部塗装まで進めた品、完成品まで買い取っています。LINEの写真査定を使えば、現物を送る前に状態を伝えられます。作りかけや欠けを隠さず写真で見せられるので、箱を開けてしまってから売れるか迷っている人にも向いています。宅配買取も出張買取も全国に対応しています。
完成品や大型・イベント品のガレージキット買取は壊さず送れる店・運べる店を選ぶ
塗り終えた完成品や、大きなベースが付いた品は、梱包や輸送で壊れないかが気がかりです。無理に自分で宅配しようとせず、運び方まで相談できる店を選ぶと安心です。
トイズキングは、完成品や制作代行品、正規に許諾されたイベント品・個人ディーラー品を買い取っています。店頭・宅配・出張から選べるので、箱やケースのない完成品や大型品も、無理に宅配へ回さずに済みます(箱・ケースのない完成品は、輸送中の破損を防ぐため発送前の連絡が必要です)。細い造形が多い品や大型品は先に写真を見せて出張か店頭を選ぶと、壊す不安が減ります。
フィギュア買取ネットは、宅配と出張に対応したホビー買取で、送料・査定料・返送料がかからず、梱包キットも用意してもらえます。完成品のフィギュアやホビーをまとめて宅配で送りたいときに、手数料を気にせず使える店です。
ガレージキットの完成品を梱包するときに注意したいこと
未組立のパーツは小物をなくさないようにキットごとにまとめる
未組立や作りかけのガレージキットは、パーツ同士がこすれたり、別の商品と混ざったりしないよう、キットごとにまとめておきます。開封済みの小さなパーツは袋に分けて、どの商品に付いていた物か分かるようにしておきましょう。
レジンのパーツにテープを直接貼ると、表面に粘着剤が残ってしまうことがあります。目印は袋や小箱の外側に書き、重いパーツと細いパーツを同じ袋へ無理に押し込まないでください。小物はキットごとに袋を分ける、これだけで紛失や取り違えをかなり防げます。
箱の中にすき間ができるときは、柔らかい緩衝材を周りに入れて、中で動かないようにします。パーツの数がはっきりしなくても、送る前に袋ごとの写真を残しておけば、何を送ったか後から確認できて安心です。
完成品は無理に分解せず塗装面や細い部分を守る
完成品は、もともと外せるように作られたパーツ以外、無理に分解しないでください。接着したところをひねると、表面からは見えない軸や塗膜まで傷んでしまうことがあります。自然に外れたパーツだけを別に包んで、本体と一緒に入れておきましょう。
緩衝材を塗装面に強く巻き付けると、こすれや色移りの原因になります。アンテナや髪、武器といった細い部分に力がかからないようにして、しっかりした土台や胴体の周りで本体が動かないよう支えます。無理に分解せず、塗装面や細い造形に力をかけないのが基本です。
送る前には、正面だけでなく、背面や壊れやすい部分も写真に残しておきます。箱を軽く揺らして中身が動くようなら、作品を押さえ付けるのではなく、箱とのすき間に緩衝材を足して動きを抑えます。
大きな完成品は店頭・出張を選べば梱包の負担が減る
大きなベースや長い武器が付いた完成品は、段ボールに収めるための分解や固定そのものが、破損のきっかけになってしまいます。手元に合う箱がないときは、無理に宅配を選ばなくても平気です。
車で安全に運べそうなら店頭、持ち上げたり箱に固定したりするのが難しければ出張買取が選べます。先に全体の写真とおおよその大きさを伝えておけば、お店も運び方を一緒に考えてくれます。自分で安全に梱包できない完成品は店頭・出張へ切り替えると、壊してしまう不安がぐっと減ります。
未組立でも、作りかけでも、完成品でも、売る前に新しく手を加えなくて平気です。まずは今の状態を写真に残して、その状態のまま扱ってくれる買取店に見せるところから始めてみましょう。