切手を綺麗に剥がす方法は?必要な道具はある?

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切手を間違った郵便物に貼ってしまったり、額面を間違えた時などに、簡単に切手を剥がせる方法を知っておくと便利です。数ある切手の剥がし方の中でも、最も確実な方法を紹介します。また、よく聞く剥がし方でも、実践するには注意が必要な物もまとめたので、切手を剥がす際には参考にしてください。

切手をきれいに剥がすならお湯を使う方法が現実的

間違って貼ってしまった切手をきれいに剥がしたい場合は、無理に引っ張るのではなく、ぬるま湯に浸してのりをゆるめる方法が比較的試しやすいです。

ただし、切手は紙でできているため、急いで剥がそうとすると破れたり、インクがにじんだりすることがあります。再利用や交換を考えている場合は、なるべく切手の状態を保てる方法を選びましょう。

なお、この方法は一般的なのり式切手を想定したものです。グリーティング切手などのシール式切手は、通常の切手とは素材や粘着面が異なる場合があるため、同じ方法でよいか確認してから試しましょう。

1.貼った切手を切り取る

間違って貼ってしまった切手を、ハサミなどで封筒ごと切り取ります。

切手のギリギリにハサミを入れるのではなく、2㎝程度の余裕をもって封筒を切るのがポイントです。

2.容器にぬるま湯を入れる

容器は、切り取った切手が入るくらいの大きさで良いので、少し深めのお皿などで問題ありません。

水よりお湯の方が糊が落ちやすいので、容器にお湯を入れて、人肌くらいの温度になるまで調節します。

お湯が熱すぎると切手のインクが変質する場合があるので、ぬるま湯程度にしておきましょう。

3.切手をぬるま湯に浸す

ぬるくなったお湯に、剥がしたい切手を浸からせます。

30分程浸けて置くと、切手が封筒から剥がれていると思いますが、まだ封筒にくっついたままの場合には、更に時間を置きます。

無理に剥がすと切手が破れたりするので、自然に切手が浮いてくるまでお湯に浸けて置きます

一度に大量の切手を剥がす場合、糊によってお湯が白く濁ってくることがありますが、その時にはお湯を入れ替えることをオススメします。

お湯を新しくする時には全て入れ替えようとすると、切手が流れたり、傷付いてしまう場合があるので、少量のお湯は容器の中に切手と残したままにして、追加で新しいお湯を入れるようにしましょう。

4.切手が浮いてきたら優しく剥がす

30分程経って、封筒から切手が半分以上浮いていたら、優しく切手を剥がします

もし残りの部分が封筒にくっついているようなら無理に剥がさず、再度時間を置きます。

切手が封筒から完全に剥がれたら、水から上げて乾かします。

5.切手を乾かす

濡れた切手は、障子紙、もしくはキッチンペーパーなどで水分を取ります。

紙と紙の間に切手を挟み、本や雑誌を上から重しとして乗せて置くと、切手が反りにくく、平らになりやすいです。

水はがしをした切手を乾くまで保管しておく「ドライブック」という専用のアイテムもありますが、頻繁かつ大量に水はがしを行う人向けの補助道具です。たまに行う程度であれば、本や雑誌での代用でも十分です。

この時、挟む紙をティッシュなどの柔らかい素材の物にすると、重しを乗せた時に紙と一緒に切手が折れ曲がってしまう可能性がある為、少し硬めな紙質の物を使った方が良いでしょう。

無理に剥がさない方がいい場合もある

郵便局で交換できることがある

切手を間違って貼ってしまった場合でも、必ず自分で剥がさなければいけないわけではありません。消印がなく、汚れや破れがない状態であれば、郵便局で交換できる場合があります。

郵便局でできるのは換金ではなく交換で、交換には所定の手数料がかかります。汚れたり破れたりした切手は交換や再利用が難しくなることがあるため、無理に剥がす前に状態を確認しておきましょう。

切手を剥がさずに使う

切手を間違った物に貼ってしまっても、消印がなく、切手が汚れたり破れたりしていない状態であれば、未使用扱いのため、剥がさずに使う方法もあります。

貼ってある封筒や台紙ごとハサミを入れる場合は、切手の端を傷つけないよう、少し余裕を持って切り取って下さい。

再度郵便物に貼る場合は、切手の上からセロテープなどを貼らず、裏面にのりを塗って貼ります。貼付位置は、通常の縦長郵便物なら表面の左上部、横長の郵便物なら右上部が基本です。

しかし、この方法の場合、あまり見栄えは良くないので、重要な書類や、郵便物を受け取る相手によって使い分けたほうが良いでしょう。

切手はがしを使って剥がす

切手を剥がすことを目的とした専用アイテムも販売されています。頻繁に切手を扱う場合や、できるだけ状態を保って剥がしたい場合には、利用を検討してみて下さい。

切手はがしは液体タイプのものが多く、切手の上から数滴垂らすことで、切手が台紙から浮き上がりやすくなります。ただし、紙質や切手の状態によって仕上がりは変わるため、説明書を確認しながら使いましょう。

また、一般的なシールはがしは切手向けではない場合があります。切手に使う場合は、切手用のはがし剤かどうかを確認してから使うようにしましょう。

本当に剥がれる?切手を剥がすうえで注意が必要な方法は?

冷蔵庫に入れて剥がす

剥がしたい切手を冷蔵庫に30分程入れておくと剥がれる、といった方法ですが、冷蔵庫から出した切手の一部は浮いてはいるものの、全体が剥がれることはそうありません

剥がれる時間が冷蔵庫に入れて置く時間と比例しているとしても、30分でほんの少ししか剥がれない為、かなりの時間を要するでしょう。

ドライヤーを使って剥がす

水に浸した切手にドライヤーの熱風を当てることによって切手が剥がれる、と言われていますが、あまり綺麗には剥がれません。

熱風を近づけすぎると、切手や封筒が変色・変形したり、手元が熱くなったりすることもあります。

水に浸すのなら、ドライヤーを利用せずに、そのままぬるま湯につけて少しずつ剥がす方法を選択した方が賢明です。

電子レンジを使って剥がす

切手を水につけて電子レンジで30秒ほど温めると、綺麗に切手が剥がれる、という方法ですが、切手の外側は少し剥がれてくるものの、全体が剥がれているわけではないので、剥がそうと引っ張ると切手が傷ついたり破ける可能性が高いです。

また、加熱によって紙が傷んだり、変色したり、熱くなりすぎたりすることもあります。切手の状態を保ちたい場合は、電子レンジで剥がす方法は避けた方がよいでしょう。

アイロンの熱で切手を剥がす

剥がしたい切手に当て布をして、アイロンを上から当てることによって熱で剥がれる、という情報があります。

しかし、電子レンジを利用した時と同様、周りは少し剥がれますが、中心部分が封筒にくっついたままの為、綺麗に剥がすにはあまり適切な方法とは言えません。

高温のアイロンを使うと、切手や封筒が焦げたり、変色したりすることがあります。状態を保ちたい切手には、積極的に試さない方がよいでしょう。

【まとめ】切手は状態を保てる方法で慎重に剥がそう

切手をきれいに剥がしたい場合は、ぬるま湯に浸してのりをゆるめ、自然に浮いてくるまで待つ方法が比較的現実的です。無理に引っ張ると、切手が破れたり、インクがにじんだりする可能性があります。

一方で、切手の状態によっては、剥がさずに台紙ごと使う方法や、郵便局で交換する方法を選べる場合もあります。特に未使用の切手を再利用・交換したい場合は、汚れや破れを防ぐことを優先しましょう。

電子レンジやアイロンなど熱を強く加える方法は、切手の変色や破損につながることがあるため、状態を保ちたい切手には積極的に試さない方が安心です。