革製品は劣化の速度にご用心

日本は高温多湿な気候で、さらに四季によって気候が極端に変化するため、革製品の劣化が進みやすいと言われています。

特に春や夏の湿度が高いシーズンは、バッグや財布にカビが発生しやすく、更に状態が悪くなりやすい時期です。

使用せずに箱の中にしまいっぱなしにしていたり、収納から取り出さずにいると、知らぬ間にバッグや財布に汚れやカビが付着してしまう可能性があります。

また、使用していた事のあるアイテムは、紫外線や雨、汗、皮脂などの影響を少なからず受けており、変色したりシワが発生しやすくなっています。

ブランド買取では、使用感の少ない物や状態の良いものが高く売れますので、使わなくなったバッグや財布は劣化を起こす前に早めに買取に出すことを心がけましょう。

実績とサービス内容で買取店選び！

ブランド品の買取店には、ブランド毎に強みを持つ買取店もあれば、バッグ・財布・アパレルなどジャンル別の買取に強みを持つ買取店もあります。

「どのお店を選んだら良いか分からない」という時は、まず最初に各店の買取実績を確認しましょう。

自分の売りたいアイテムやブランドの買取に力を入れているお店を絞り込むことで、より高い買取価格に近付けることが出来ます。

また、安心して利用できるお店を選ぶために、価格以外のサービス面や利用者の口コミも確認することも大切です。

特に、「梱包資材の無料手配の有無」「送料・返送料等のサービス利用にかかる費用」「査定や入金にかかる日数」は店舗ごとに違いがあるため、最低限確認しておきたいところです。

当サイトのブランドバッグ・財布買取ランキングでは、各買取店のサービス内容もまとめていますので、是非参考になさってください。

内部はできるだけ綺麗に掃除を

バッグや財布のような日常使いをするアイテムは、内部にホコリや細かなゴミが溜まりやすくなっています。

綺麗な状態の方が買取後のクリーニングの手間が省け、高く売れる可能性がありますので、ゴミやホコリは必ず取り除きましょう。

財布は特にお札を入れる部分や小銭入れに溜まりやすいため、小さな筆などを使って取り除くとより綺麗に掃除ができます。

また、バッグの様に大きく開くものは、掃除機に細いノズルをつけて掃除をすれば、一気に綺麗にできます。

ただし、掃除機を使う時はプラスチックによる傷や破れを防ぐため、先端をタオルなどで保護した方が安全です。

特に革製品は傷つきやすく、また色によっては傷が目立ちやすいため、注意して掃除を行いましょう。

素材に合わせてクリーニングするのがベスト

バッグや財布は手で触れる機会が多く、手垢や皮脂などによる汚れ、黒ずみが付きやすいものです。

買取査定の前に素材に合わせて表面もお手入れしておけば、査定の時の評価が高まり、高価買取に繋がる可能性があります。

多少の水なら使用できる合成皮革やエナメル、化学繊維などの素材は濡らした布を固く絞り、表面を優しく拭きましょう。

本革、オーストリッチ、爬虫類（ヘビ革、ワニ革など）といった生物の皮を素材にしているバッグや財布は、基本的に水を使用できません。

水拭きをする代わりに、柔らかい布を使って乾拭きしておきましょう。

汚れの程度によっては、バッグや財布のクリーナーでメンテナンスをした方が綺麗になる場合もあります。

素材によってお手入れ方法が異なるため、ブランド品のお手入れ方法を参考にしながら進めてください。

箱、内袋、保証書はセットで査定に

バッグや財布を購入すると、外箱や内袋、保証書、ギャランティーカードなどがセットになります。

ブランド買取では、これらの付属品も査定の対象となるため、必ず入れ忘れない様にしましょう。

特にギャランティーカードは、ついていないと公式品として判断できずに買取不可となってしまうこともあります。

発送し忘れてしまった場合でも追加で送れないことがほとんどで、荷物が届いた状態で査定が行われてしまうので、揃えた状態で梱包するのを忘れないようにしてください。

万が一付属品を破棄してしまったという時は、そのままの状態で査定に出してみましょう。

完品の状態よりは減額されてしまいますが、買取店によっては売れることもあるので、諦めずに値段を聞いてみることをおすすめします。

依頼してないのに訪問してくる

時計や宝石などの高級品は持っている人が限られますが、バッグや財布、洋服といったアイテムは老若男女問わず多くの人が所有しています。

この様なアイテムを狙ってセールスマンがアポなしで自宅を訪問し、「ブランド品で不要な物があれば売りませんか？」と勧誘してくることがあります。

この様な訪問は、スタッフが足を使って営業しないと売り上げが立たない様なお店である可能性がありますので、残念ながら高価買取は見込めません。

依頼してもいないのに自宅に来ることほど迷惑なことはありませんし、必ずきちんとお断りをしましょう。

急な訪問営業（訪問販売・買取）は、特定商取引法の対象となっており、第3条で再勧誘の禁止が規定されています。

勧誘を受ける意思がないと消費者が明確に伝えた場合、そのまま勧誘を継続したり、改めて勧誘に来ることができないことになっています。

1点ずつの明細を出さない

ブランド買取では何がいくらで売れるのか、1点毎に買取価格の明細を出すのが一般的です。

非常に状態が悪かったり、定価の安い物の場合はまとめて査定されてしまうこともありますが、一流ブランドの製品であれば明細が出ない事はまずありません。

そのため、査定依頼をした品物を全部まとめ、合計額しか提示しないというお店には注意しましょう。

明細が出ないと、本来は高く売れるはずの商品が安く買取られてしまっていても気付く事ができません。

一見すると総額が高く見えていても、実は買い叩かれている恐れがありますので、必ず明細はもらいましょう。

また、ほとんどが一律価格でつけられていたり、総額と1点ごとの価格に矛盾が生じている場合には、お店に対して信頼できかねますので売るのをやめた方が安心です。