創業以来多くの女性を魅了し続けた「シャネル」

シャネルは、ココ・シャネルによって創設されたフランスのブランドで、洋服やコスメ、香水、宝飾品、時計などさまざまな商品を販売しています。

1910年に開店した女性専用の帽子を取り扱う「シャネル・モードという」帽子専門店が始まりでしたが、1915年にはビアリッツにて「メゾン・ド・クチュール」をオープンし、本格的にオートクチュールのデザイナーとなりました。

ブランドポリシーは、「古い価値観にとらわれない女性像」で、喪服用途であった黒い服を「リトル・ブラック・ドレス」として広めたブランドでもあります。

また、第一次世界大戦中に女性が働くようになった際には、働く女性のためにジャージ素材やツイード素材の機能的なスーツを生み出したことでも有名です。

ファッション業界に様々な影響を与えたシャネルは、現在でも人気は衰えておらず、多くの人から愛され続けています。

国外問わずシャネルの相場が高騰中？

2018年頃からシャネルは海外でも相場価格が上がっており、できるだけ高い価格で売りたいならまさに今が売り時と言えます。

シャネルの香水No.5やココマーク、カメリアなどは多くの女性が憧れを抱いており、中古でもシャネルのアイテムの人気は健在です。

シャネルのバッグや財布、香水は中古でも需要が高い他、腕時計のJ12シリーズなどは認知度が高くなってからは、若い女性に限らず、男性でも購入を考えている人が増えています。

もちろんその他の、キーケースや、サングラス、イヤリング、スカーフといった小物も積極的に買取されています。

元値が高いこともありますが、どこの買取店でもシャネルの商品の買取価格は高く設定されており、状態が悪いものでなければ十分に高額査定が期待できるでしょう。

マトラッセ

シャネルを代表するラインの1つでもある、「マトラッセ」。

ふっくらとした、ダイヤ形の格子になっているキルティングステッチが特徴的なラインで、フランス語では「詰め物」という意味を持っています。

柔らかな素材でありながらも、マトラッセの耐久性は高く、デザインは非常に実用的です。

マトラッセからは、定番のショルダーバッグやハンドバッグ、トートバッグ、2WAYバッグ、リュックなど、バッグだけでも様々な商品が発売されています。

また、バッグ以外にも財布やポーチ、キーケースなど、マトラッセの商品は多彩です。

シャネルを代表するだけあって、中古市場で人気はとても高く、特にマトラッセの定番カラーとも言えるブラックのバッグは大きな需要をもっています。

他のカラーバリエーションも、いくつもありますが、やはり圧倒的な人気を誇っているのは黒色です。

2.55ライン

2.55ラインは、マトラッセシリーズの商品の1つで、発表された日が1955年の2月だったため、「2.55」と名付けられました。

かなりメジャーなラインなので、マトラッセの名前を耳にすると2.55を思い浮かべる人も多いです。

バッグを持っていても両手を自由に使いたい、という視点から生まれたバッグで、シャネルで初めて作られたチェーンバッグとして注目されました。

その機能性の高さや、モダンかつエレガントなデザインは多くの人を惹きつけ、誕生から現在までシャネルの定番ラインとして活躍しています。

新作商品も高価買取が狙いやすい商品の1つですが、2.55はヴィンテージもののバッグでも需要が高い傾向にあり、古いからといって買取価格が低くなるとは限りません。

中古市場でも特に賑わいを見せているラインなので、古いものや多少状態の悪いものでも一度は査定に出してみることをオススメします。

カメリア

ココ・シャネルが最も愛した花である椿から名付けられた「カメリア」。

バッグや財布に型押しで使用されている他、リングやネックレス、ブレスレッド、イヤリングといったアクセサリーのモチーフとしても頻繁に使われています。

また、ファスナーの留め金のモチーフにもなったりと、商品の中で幅広く使用されているシャネルの象徴とも言えるでしょう。

シャネルといったらカメリア、と連想する人も多く、カメリアは商品の種類問わずに人気が高く、好んで愛用する方も多いです。

さらに、エンゲージリングとしてもカメリアは支持されており、花嫁ブログなどでもカメリアのリングが取り上げられることは少なくありません。

エンゲージに限らず、カメリアのリングは買取価格に期待が持てる商品と言えるでしょう。

シャネルのバッグの買取価格

シャネルの香水の買取価格

シャネルの財布の買取価格

シャネルはヴィンテージものでも高く売れる！

新しいモデルのものほど状態も良いうえに需要が高いため、買取価格も高くなる傾向がありますが、シャネルの場合は古めのアイテム「ヴィンテージシャネル」にも高値が付くことが多いです。

ヴィンテージシャネルに明確な基準は無いものの、主に発売から15年以上経過したものがヴィンテージとして扱われています。

特に、マトラッセのチェーンショルダーはヴィンテージアイテムの中でも高い人気を誇り、15年前の物でも25万円程で取引されることもあります。

不要なものならすぐに査定に出して見てもらうに越したことはありませんが、昔使っていたシャネルのバッグなどの置き場に困っている方は、「古いから売れないだろう」と諦めずに無料査定に出してみましょう。

本物のシャネルの見分け方とは？

ルイヴィトンやティファニーの場合、ギャランティーカードは付いていませんが、シャネルのアイテムには必ず本物であることの証明のためにギャランティーカードが付いています。

バッグに付いているシリアルナンバーと、カードの番号は同じものになっているはずなので、しっかりと確認しましょう。

また、シャネルのロゴの刻印の右上には®（アールマーク）が付いている他、本物と偽物ではフォントが微妙に異なるため、ロゴをチェックするのも一つの手です。

偽物の場合、当然買取価格は期待できないので、本物であることを証明するためにも、ギャランティーカードを含む、化粧箱や保存袋などの付属品は揃えた状態で査定に出すのを忘れないようにしてください。