大量のトミカを売る前に何をする?最小限の仕分け・見分け方・梱包方法
大量のトミカを売る前の仕分け方
全部の商品名を調べなくても大まかに分ければ十分
箱や衣装ケースから大量のトミカが出てくると、一台ずつ商品名や価格を調べなければ売れないように感じるかもしれません。でも、箱なしや傷のあるトミカも売れる店があります。仕分けきれないという理由だけで、買取を諦める必要はありません。まずは見た目で分かる大きなグループに分けるだけで、売る準備を進められます。
| 分けるグループ | 入れる物の例 |
|---|---|
| トミカ | 通常トミカ、トミカプレミアム、箱なしのトミカ |
| 他社のミニカー | メーカー名が違う車、細かなミラーやアンテナがあるモデルカー |
| チョロQ・プルバックカー | 後ろへ引くと走る車、トミカとは違う小型の車 |
| 食玩・カプセルトイ | お菓子のおまけやカプセルに入っていた車 |
| コース・建物 | 道路、駐車場、支柱、ゲート、電動で動くパーツ |
| 関係が分からない部品 | 外れた小部品、説明書、シール、どのセットか分からないパーツ |
細かなシリーズや年代まで調べるのは、気になる品だけで構いません。ここで分ける目的は、価格を決めることではなく、付属品をなくしにくくし、ほかの品とぶつかるのを防ぐことです。
トミカ以外のミニカーが多く見つかったときは、メーカーやサイズに合う売却先を別のコラムで確認できます。
破損や液漏れのある品だけは先に離しておく
大きく壊れた車体、鋭く折れた部品、外れた小さなパーツは、ほかのトミカと同じ箱に入れる前に分けておきましょう。強い湿気やべたつきがある品も、周囲へ汚れが移らないよう、別の袋や容器に移しておくと安心です。
電動コースに古い電池が残っていて、液漏れや白い粉、異臭が見られる場合は、素手で液に触れず、車体や紙箱から離してください。傷みがあっても買取対象になる品はあります。状態が広がらないよう別に保つところまでできれば十分です。
価値がありそうなトミカの見分け方
未開封や限定表示のある品は別にしておく
未開封の箱や、イベント名・企業名が入った品、初回特別仕様や発売記念仕様と書かれた品は、通常の箱なしトミカとは分けておきましょう。ほかにも、トミカプレミアムやトミカリミテッド、トミカリミテッドヴィンテージ・NEO、ディズニー系、複数台セットなどは、あとで商品を確認しやすいグループです。
こうして分けておくと、ほかの車体とこすれず、あとで確認したい品も見失わずに済みます。必ず高く売れると決まっているわけではありませんが、候補として取り分けておく価値は十分あります。未開封品は中身を見るためだけに開けず、外箱が読める状態のまま保っておきましょう。
型番や車名は箱の側面と車体の底で調べられる
箱が残っていれば、側面に車名や番号、色、仕様、JANコードが印刷されています。車体だけのときも、底面にあるメーカー名や車名、刻印を見れば、どの商品かをかなり絞り込めます。台座やラベルが付いている品なら、そこのシリーズ名や商品番号も手掛かりになります。
調べるのは、未開封品や限定表示のある品など、先に分けた候補だけで構いません。読める文字をメモし、分からない文字や消えかけた番号は推測で補わず、確認できた情報だけ残すようにしましょう。
箱色や製造国だけで年代や価値は決められない
黒箱、青箱、赤箱などの外観や、車体底面の製造国は、古い品を探す入口にはなります。ただし、復刻品や箱の差し替え、同じ車種の仕様違いもあるため、箱色や「日本製」という一要素だけで年代や価値を決めることはできません。
古そうに見える品は、通常品へ混ぜず候補として分けておけば問題ありません。細かな判断は査定する側へ任せ、自分で価値を確定しようとしないほうが、取り違えを防げます。
箱と車体が分からないときの分け方
車名・番号・色・仕様が合う物だけ一緒にする
空箱と車体が別々に出てきたときは、箱の車名や番号だけでなく、車体の色や細かな仕様まではっきり一致する物だけを戻しましょう。同じ番号が別の車種に使われていたり、同じ車種でも通常仕様と初回特別仕様があったりするので、番号や形が似ているだけで組み合わせるのは、避けておいたほうが取り違えを防げます。
元の組み合わせだと分かる品は、箱を潰さないように戻して構いません。少しでも迷う場合は、無理に組み合わせず次のグループへ進みましょう。
分からない箱と車体は別々のままでいい
対応が分からない箱は箱だけ、車体は車体だけでまとめても査定へ出せます。箱には箱の番号が見えるように並べ、車体は仕切りを使って接触を減らしてください。
番号を付けるなら、商品へ直接シールを貼らず、外側の袋や仕切りに書きます。間違った箱へ入れるよりも、分からないまま分けて保つほうが、査定する側も状態を確かめやすくなります。
付属品・セット・コースの整理方法
分かる付属品だけ本体と一緒にまとめる
台座、固定ビス、説明書、カード、シール、内袋などが残っていれば、どの商品に付いていたか分かる物だけ本体と一緒にまとめます。小さな付属品は袋へ入れ、袋の外側へ商品名や番号を書いておくとなくしにくくなります。
どの車体の物か分からない部品は、無理に取り付けなくて構いません。「不明パーツ」として一つにまとめ、見つかった物を捨てずに添えるだけで十分です。
セット品は確かな範囲でばらさず保つ
複数台セットやギフトセット、限定セットだと分かる品は、車体・箱・台座を同じまとまりで保ちます。一部が見つからない場合も、残っている物まで別々にしないほうが、セット名や元の内容を確認しやすくなります。
欠けている車体や部品を、別の商品から補うのは避けます。確実に同じセットと分かる範囲でまとめたら、その状態で査定へ出せます。
コースは無理に完全セットへ戻さなくていい
道路、支柱、ゲート、建物、電動部品は、同じ製品の物だと分かる範囲でまとめます。説明書が見つかった場合は部品構成を確かめられますが、すべてを組み立て直さず、不明な支柱も別のコースへ付けないでおきます。
組み立てたまま持ち上げると、接続部や可動部分へ力がかかる製品もあります。外せる部分だけを無理のない範囲で外し、分からない小物は番号付きの袋へ入れて、コース本体と一緒に保つようにしましょう。
電動部品は説明書を見て電池を外す
電動コースや駐車場は電源を切り、取扱説明書を確認してから乾電池を外します。長く使っていない品でも、電池を入れたままにすると液漏れで本体を傷めることがあります。
取り外せない電池を内蔵している品は、無理に分解しないでください。申込先や配送会社の発送条件に従い、外せる乾電池だけを説明書どおりに取り外すところまでに留めます。
トミカを売る前のお手入れ方法
乾いた布や柔らかい刷毛でほこりだけ払う
長く箱や棚に置いていたトミカは、表面に浮いたほこりを軽く払うだけで査定へ出せます。乾いた柔らかい布、毛先の柔らかい刷毛、乾いた綿棒を使い、シールや印刷、メッキ部分を強くこすらないようにしてください。
細かな隙間まできれいにしようとしなくても平気です。今より状態を悪くしない範囲で手を止めることが、売る前のお手入れでは大切です。
落ちない汚れや錆は無理に直さなくていい
タカラトミーはトミカ車両の水洗いを推奨していません。洗剤、アルコール、溶剤、研磨剤、つや出し剤、油なども、塗装や印刷、樹脂、シールを傷める可能性があるため使わないようにしましょう。
錆、塗装剥げ、変色、落書き、べたつきが残っていても、磨き直したり、再塗装・接着・分解をしたりするのは避けます。落ちない汚れは今の状態のまま査定へ出すほうが、余計な傷みを増やさずに済みます。
大量のトミカを傷めにくい梱包方法
箱なし車体はこすれ続けないよう小分けにする
箱なしの通常トミカは、すべてを一台ずつ厚く包まなくても構いません。少量ずつ袋へ分ける、間へ柔らかい紙を挟む、段ボールの中へ仕切りを作るなど、車体同士が直接こすれ続けない状態にすれば十分です。
未開封品や先に分けた候補、細かな突起がある他社ミニカーは、通常品とは分けて個別に保護します。湿気の強い品を密封せず、普通の車体と候補品で包み方を分けると、作業量を増やしすぎずに済みます。
箱付き・未開封品は重い物から離す
箱付きの品は、外箱ごと薄い緩衝材でくるんで、段ボールの中で動かないようにしておきましょう。未開封の箱には、テープや送り状を直接貼らないようにします。角や封の部分へ力がかからないよう、そっと扱ってあげてください。
紙箱の上へ重いコースや電動部品を載せると、つぶれや破れにつながります。箱付き品と未開封品は軽い物だけを入れる箱へまとめるか、段ボールの上側へ配置しましょう。
コースや電動部品は車体とは別箱にする
大型のコースや建物、電動部品は重さがあるので、車体や紙箱とは別の丈夫な段ボールに入れておくと安心です。外せる支柱や小部品は番号付きの袋へまとめ、可動部に重さがかからない向きで詰めていきましょう。
段ボールが膨らむほど詰め込まず、底面と隙間へ緩衝材を入れます。箱を軽く動かしたときに中身が大きく移動しないところまで整えれば、車体を大型品の重さから守れます。
複数箱は番号と内容メモを付ける
荷物が複数になる場合は、外側へ「1/3」「2/3」「3/3」のように個口番号を書きます。「箱付き」「箱なし」「コース」「付属品」など、何を入れたかも短く記しておくと、到着後に内容を確かめやすくなります。
封をする前に、箱ごとの中身と個口番号が分かる写真を残しておくのも有効です。実際に送るときは、申込先から梱包方法や箱数の指定があればそちらを優先してください。仕分けと梱包が終わったら、手元の状態や量に合う売却先を選びましょう。
箱なし・傷ありを受け付ける店や、宅配・出張の選び方は下記のコラムで紹介しています。