古いタブレットは買取できる?型番の調べ方と状態別の売り先

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古いタブレットが売れるかを、実際の買取対象例と各店の受付条件から解説。iPad・Android・Fireの型番や世代の調べ方に加え、箱なしや故障品でも出せる売り先、売却前の準備まで分かります。

古いタブレットは買取できる?

10年以上前のiPadにも買取対象の機種がある

引き出しにしまったままのタブレットを見つけて、「こんなに古くても売れるのかな」と迷っていませんか。古いという理由だけで、買取を諦める必要はありません。10年以上前に発売されたiPadにも、現在の買取対象として掲載されている機種があります。

たとえば、じゃんぱらには2011年モデルのiPad 2や、AndroidタブレットのLenovo Tab M8の買取商品ページがあります。ラクウルにも2018年モデルのFire HD 8の掲載を確認できました。いずれも全ての状態で買取を保証するものではありませんが、年数だけで売れないと決めるのは早いです。

売却先を探すときは、手元の1台の型番と状態から絞っていきましょう。箱がなくても、機種名を覚えていなくても、本体から調べられることがあります。

OSの更新が終わっていても売却先を探せる

最新のiPadOSやAndroidへ更新できない端末でも、それだけで買取不可になるわけではありません。OSの更新対象から外れた世代にも、買取店の商品掲載が残っています。

メーカーの更新サポートと買取店の取扱機種は、それぞれ基準が異なります。更新が止まったまま使わなくなった端末も、本体の型番から対象機種を探してみましょう。対応OSを全世代分調べ直さなくても、手元の端末を買い取る店を絞れます。

型番が分からないタブレットの調べ方

iPadの世代はモデル番号から分かる!

iPadが動くなら、まず「設定」→「一般」→「情報」を開いてみましょう。モデル名と容量を控え、「モデル番号」の欄に表示された番号をタップすると、Aから始まるモデル番号も表示できます。

同じiPadでも、世代や容量が違えば査定する商品が変わります。Wi-Fiだけで通信するモデルか、携帯回線も使えるWi-Fi + Cellularモデルかという違いも、機種を調べる手掛かりになります。「iPad mini」などのシリーズ名だけでなく、買取前にモデル番号と容量をメモしておきましょう。

起動しない場合は、本体の背面や箱の表記を探してみてください。背面にモデル番号がないiPadでは、充電端子の内側に記載されている機種もあります。読める番号を控えれば、容量まで分からなくても事前査定で機種を絞る材料になります。

Androidタブレットは設定や本体の型番が手掛かり

Androidタブレットは、設定の「タブレット情報」や「端末情報」などからモデル名・モデル番号を調べられます。Lenovo、Galaxy Tab、Xperia Tabletなどで項目名は少し違いますが、まずは本体情報を開けば十分です。

たとえば、同じ「Lenovo Tab M8」という名前でも製品は複数あります。買取商品に掲載された「ZA5H0155JP」のような型番まで合わせると、似た名前の別モデルと取り違えずに探せます。この型番は製造番号を表すシリアル番号とは別のものなので、混同しないように気をつけましょう。

画面を開けなければ、本体のラベルや箱、購入履歴から型番を探してみましょう。携帯電話会社で購入した通信対応モデルなら、販売元も一緒に控えておくと査定時に伝えやすくなります。分かる情報を一つずつ拾えばよく、全ての仕様を調べ直さなくても構いません。

Fireは同じ名前でも世代が違う

Fire HD 8やFire HD 10は、同じ商品名で世代の異なるモデルが発売されています。「HD 10」の10は画面サイズを表すので、第10世代という意味ではありません。

起動できるFireなら、「設定」→「デバイスオプション」を開き、「デバイスモデル」または「Fireタブレットのバージョン情報」を見ます。商品名に加えて世代と容量を合わせると、買取店で該当機種を探しやすくなります。

画面を操作できないときは、箱やAmazonの購入履歴にある商品名・型番を手掛かりにしましょう。キッズモデルなども、単に「Fire HD 8」とだけ伝えるより、購入した商品の表記をそのまま使う方が取り違えを防げます。

古いタブレットの買取店は状態で選ぶ

箱なしでも動く端末なら買取対象になる

箱や充電器が見つからなくても、本体だけで売れるタブレットはあります。まずは次の表から、手元の状態に合う売り先を選んでみてください。

手元の端末・状態売り先の候補選ぶときのポイント
動くiPad・箱なしモバステ、ゲオ、じゃんぱら、イオシス対象機種と欠品の扱いを合わせる
動くAndroidタブレットゲオ、じゃんぱら、イオシス型番と通信方式で対象を絞る
Fireタブレットじゃんぱら、ラクウル世代と容量が一致する商品を選ぶ
画面割れ・起動不可などの故障品エムモバ、ダイワンテレコムなど機種と症状、データ・ロック状態、宅配の申込条件を合わせる

箱なしのiPadなら、モバステは中古品を箱・付属品の有無による減額なしで買い取っています。旧iPadの買取商品にも欠品の扱いが明記されているため、本体だけを売りたいときに選びやすい店です。ただし外装の傷や動作の状態は別に査定されるため、今の状態のまま申し込めば問題ありません。

ゲオはiPadとAndroidタブレットの機種検索ができ、掲載されている端末を申し込めます。正常に動き、データ消去とロック解除が済んだ端末なら、手元の型番を選んで査定へ進めます。

じゃんぱらにも、付属品がそろっていない状態を選んで申し込める商品があります。イオシスも、一般的な付属品の欠品は減額として扱っています。一方、本体の動作に欠かせない専用品がない場合は、通常の箱なしとは条件が違うことがあります。充電器を買い直して一式をそろえるより、まず見つかった付属品と今の状態で査定を受けるのがおすすめです。

Fireタブレットは取扱機種のある店へ

Fireも売却先を探せます。じゃんぱらにはFire HD 8、Fire HD 10、Fire 7などの機種分類があり、ラクウルにも旧世代のFire HD 8の買取商品掲載があります。

Fireは、Androidタブレットを扱う店なら必ず対象になるとは限りません。売却先を選ぶときは、Fireの取扱いがあるじゃんぱらやラクウルで、調べた世代・容量に合う機種を選びましょう。似た名前の新しいモデルの価格を、手元の古いFireの金額と取り違えないようにすれば、査定前後の行き違いを減らせます。

画面割れは故障したiPadを買い取る店へ

画面が割れたiPadにも売り先はあります。じゃんぱらは壊れたiPadを買い取っていますが、電源の入らないiPadや、パスコード・アクティベーションロックが残る端末は対象外です。画面の傷だけなのか、表示や操作もできないのかで、選ぶ受付先が変わります。

モバステもiPadの画面割れなどを状態別に買取しており、ひびがあっても操作できるなら、その状態を伝えて査定へ出せます。売るために修理をする必要はなく、故障品としての査定を受ければ、修理費などの余計な費用をかけずに買取に出すことができます。

Androidの故障品へiPadと同じ条件を当てはめることはできません。型番と、すでに分かっている症状を伝えて事前査定を受けましょう。細かな機能を全て検査し直す必要はなく、画面が割れている、充電はできる、といった分かる範囲の説明から始められます。

起動しない端末は初期化と受付条件が分かれ目

電源が入らない端末も、故障品を扱う店なら売却できるものがあります。ただし、イオシスは起動・充電や本体機能での初期化ができない端末を買い取れません。ラクウルもiPadの初期化不能や充電端子の不良などを買取不可としています。そのため、正常品と同じ送り先ではなく、故障や起動不可に対応する店を選びましょう。

エムモバは起動不可を含むジャンク品を扱い、タブレットも事前査定を受けられます。機種と症状を伝えてから売却を進めたい場合の候補です。査定額に納得できない場合の返送料は、エムモバが負担します。

ダイワンテレコムは故障したiPadを状態別に査定し、起動しない端末も対象に含めています。ただし、宅配買取は買取総額3,000円以上が条件です(2026年10月17日時点)。1台では届かない場合、ほかに売る端末があれば合わせて見積もりを取る方法があります。

起動しない場合に忘れたくないのが、端末内のデータです。遠隔消去を予約しただけでは、オフラインの端末のデータはまだ消えていません。iPadの初期化や本人によるロック解除を進められないときは、このあと紹介するiPad専用の記事で自分に合う対処を選べます。まずは機種と症状を伝えて事前査定を受け、発送はデータの消去を済ませてからにしましょう。

電池が膨らんだ端末は通常の宅配に出せない

充電の持ちが悪いだけの端末と、電池が膨らんで本体や画面が浮いている端末は、扱いが異なります。膨張や異常な発熱がある場合は、使用・充電を続けず、通常の宅配買取へそのまま送らないでください。

買取店が膨張した端末を対象にしていても、配送会社が運べるとは限りません。ヤマト運輸は、故障したバッテリーが内蔵された製品を取り扱えないとしています。膨らんだ部分を押し戻したり分解したりせず、メーカーや買取先へ電池の状態を伝えて、持ち込みや回収の方法を決めましょう。

タブレットを売る前にすること

データを残してからアカウント解除と初期化へ

売却先を決めたら、必要な写真やファイルを別の端末・保存先へ移してから、アカウントの解除と初期化に進みます。写真を1枚ずつ削除して空にする必要はありません。とくにiCloudへ同期した写真は、手動で削除するとほかの端末からも消えてしまうので、保存先を確かめて端末全体を消去しましょう。

iPadはApple Accountからのサインアウトと売却用の消去を済ませ、アクティベーションロックが残っていない状態にします。Androidは端末からGoogleアカウントを削除してから初期化し、FireはAmazonへの端末登録解除と工場出荷時リセットを行います。アカウントそのものを退会・削除する作業とは違うので、ほかの端末で使うアカウントまで消す必要はありません。

iPadの具体的な操作順と、初期化できない場合の対処は、次の記事で詳しく説明しています。通常の準備はもちろん、画面を操作できない場合も自分に合う手順を選べます。

SIMやSDカードは抜いてから梱包する

携帯回線を使っていた端末のSIMカードや、写真などを保存したmicroSDカードは手元に残します。Wi-FiモデルにSIMの作業は不要です。eSIMを使う端末では端末内のeSIMも消去しますが、消しても通信契約は解約されません。使い続ける回線の移行や不要な契約の解約は、端末を消す前に済ませておきましょう。

付属品は、見つかった正規のケーブルや箱を本体と一緒に用意すれば十分です。使い続けたいケースなどの私物は分けておきます。売却先から指定された本人確認書類も用意し、申込んだ品と送る品が合っているかを最後に見ておくと、手続きを進めやすくなります。

手入れは柔らかい布で指紋やほこりを軽く取る程度にして、画面と角を緩衝材で保護します。丈夫な箱に入れ、中で動かないよう隙間を埋めれば、配送中の傷を防ぎやすくなります。受付先の梱包指定がある場合は、その方法で用意しましょう。

買取できない端末はメーカーや自治体の回収へ

売却先が見つからなかった場合も、回収へ出す方法があります。AppleはiPadを無料リサイクルの対象にしています。ほかのメーカーのタブレットは、メーカーの回収窓口や住んでいる自治体の小型家電回収を利用できます。

回収に出す場合も、残したいデータの保存と端末内の消去は済ませておきましょう。電池に異常がある端末は回収箱へそのまま入れず、状態を伝えて受け渡し方法を決めます。まだ機種を調べていないなら、まず設定画面か本体の表記から型番を一つ控え、買取対象かを確かめるところから始めてみてください。