アンティークカメラの買取ならココ!古いカメラに強いお店を比較調査
発売年・形式の古いカメラの中には、アンティークカメラと呼ばれる希少価値の高い機種が存在します。
正しい値段で買取ってもらうためにはどのお店を利用するのが良いのか、古いカメラに強い買取店を調べてみました。
アンティークカメラの分類と買取動向
アンティークカメラに該当するのはどんな物?
現代で「カメラ」と呼ばれるものの原型は100年以上も前から存在し、その歴史は長きに渡ります。
1871年に感光材料の1つである写真乾板が発明されて以降、現在の形にどんどんと近づいていきました。
これまでの間に多くのメーカーが多様な機種を発売してきましたが、中でも1960年代以前に作られた機械式のカメラは「アンティークカメラ」や「ビンテージカメラ」などと称され、コレクターがこぞって集めるほどの人気ぶりです。
しっかり価値を見極められるお店に任せれば、10万円以上の値が付くケースもあり、古いカメラだからといって侮れません。
古いカメラなのに高く売れる理由
アンティークカメラは何十年も前に発売されているため、故障や破損などで廃棄している事も多く、現存する台数が少なくなっています。
市場に出回っている数が少ないほど希少価値が高まるため、それに比例して買取価格も高くなるのです。
カメラは機械製品ではありますが、アンティーク品になると骨董品とほとんど同じくらいの扱いを受けており、古くなってもその価値は衰えることがありません。
また、現在主流になっているカメラは、ほとんどの機能がオート化されていますが、アンティークカメラはピントや露出等の調整を手動で行わなければなりません。
この点が、電子化の進んだカメラとは大きく異なる点であり、愛好家にとってはその味わいや面白さが非常に愛されています。
一般的なカメラは古くなると需要が低下する一方ですが、アンティークカメラの場合はコレクション用としても撮影用としても需要があるため、中古として販売しやすいことも価格が高くつく理由の1つです。
アンティークカメラの査定は必ず専門店で
製造年の古いアンティークカメラは、素人目には「古い」「汚れている」というマイナス面ばかりが目立ちます。
そのため、きちんと価値を見極められるお店に査定を依頼しないと、買い叩かれてしまう恐れがあり注意が必要です。
リサイクルショップのような総合買取店に任せるのではなく、カメラに精通する専門の買取店に依頼するのが良いでしょう。
また、カメラ買取店といってもアンティークカメラを正しく査定できるとは限らず、最新モデルの買取に強みを持っているお店では、納得のいく値段にならないことも少なくありません。
カメラ専門の買取店を見つけた後は、アンティークカメラにの知識や買取実績もきちんと確認し、信頼できるお店を使うことが大切です。
古くても大丈夫!アンティークカメラの査定に強い買取店
カメラの買取屋さん
サービス
- 買取方法
- 出張、宅配
- 査定日数
- 出張:当日
宅配:最短当日 - 梱包資材
- なし
- 入金日数
- 出張:当日
宅配:24時間以内 - 事前査定
- 可能
- 故障・破損
- 査定可能
- 手数料
- 無料
- 送料
- 無料(着払い発送)
- キャンセル
- 無料
- 返送料
- 無料
カメラの買取屋さんの特徴
カメラに対する専門性が高く、アンティークカメラから最新機種まで幅広い買取を行っています。
古いカメラの査定実績も多いため、キズや汚れ、動作不良があるものもしっかり値段をつけることが可能です。
宅配買取のほかに出張買取も実施しており、売りたい点数が多い方や、梱包作業が大変な高齢の方なども安心して利用できます。
査定額を聞いた後に断っても、キャンセル料や返送料、出張料などは一切かからないので、気軽に使えるのも魅力と言えるでしょう。
カメラの買取屋さんの詳細を見る写屋
サービス
- 買取方法
- 店舗、出張、宅配
- 査定日数
- 店舗・出張:当日(要予約)
宅配:3営業日以内 - 梱包資材
- 無料
- 入金日数
- 店舗・出張:当日
宅配:3営業日以内 - 事前査定
- 不可(過去実例の提供は可)
- 故障・破損
- 動作するものは可
- 手数料
- 無料
- 送料
- 無料
- キャンセル
- 無料
- 返送料
- 無料
写屋の特徴
スタッフ全員が遺品整理士の資格を保有し、故人の持っていたカメラを多く扱ってきたことから、アンティークカメラにも精通しています。
特に、フィルムカメラは買取を強化中で、より高い値段が期待できるのは嬉しいところです。
また、カメラ以外のアクセサリーやカメラ用品も併せて売る事が出来るので、愛好家の方にとっては使いやすい買取店になっています。
宅配買取、出張買取、店舗買取の3種類から使いたいサービスを選択できるので、点数や利便性にあわせられます。
写屋の詳細を見るコメ兵
サービス
- 買取方法
- 宅配
- 査定日数
- 到着後1~3日
- 梱包資材
- 無料
- 入金日数
- 最短翌日
- 事前査定
- 不可
- 故障・破損
- 動作するものは可
- 手数料
- 無料
- 送料
- 無料
- キャンセル
- 無料
- 返送料
- 無料
コメ兵の特徴
カメラ買取の専門店ではありませんが、骨董品などの高級品の買取に強みを持っているお店です。
正常に動作するカメラであることが前提になるものの、古いアンティークカメラもきちんと価値が判断できます。
宅配買取を専門に行っているので、あまり時間が取れない方や、自分の都合に合わせて利用したい方には特に便利です。
ただし、アンティークカメラよりは最新カメラの方に力を注いでいるため、買取価格が安めになるケースもあるようです。
コメ兵の詳細を見る高価買取が期待できる!アンティークカメラのメーカー
ハッセルブラッド
「ロクロク」と呼ばれる60×60mmの中判フィルムカメラが代表的で、世界で初めてレンズ交換ができるカメラとして注目を浴びました。
それまで大型カメラばかりだった業界の中で、携帯できるサイズを開発したのは画期的で、カメラの普及に貢献したメーカーです。
月面着陸で有名なアポロ計画の写真も、ハッセルブラッドのカメラで撮影されており、古いながらもその技術力や美しさは現代でもなお魅力となっています。
ローライ
ドイツのカメラメーカーであるローライは、二眼レフカメラで人気を集め、その斬新なアイディアが高い評価を受けています。
1960年代に発売されたローライ35は、「シンプル」「高性能」「コンパクト」の3拍子が揃った秀逸なカメラで、社会的にカメラブームを巻き起こすほどの人気ぶりでした。
このカメラの復刻版として発売されたローライ35アンティークも、中古品はかなり高額で取引されています。
ライカ
日本でもよく知られている高級カメラメーカーで、専門コレクターがいるほど愛好家が多く存在します。
「ウル・ライカ」「ライカⅠ」「ライカⅡ」「ライカM3」など多数の名機をリリースし、今なおカメラマンたちの心を掴んでいます。
中には、世界にも数百台しかないような貴重な代物もあり、汚れやキズがあっても高価買取に繋がりやすいメーカーです。
ニコン
今なお最先端を走り続ける日本のカメラメーカーですが、その技術力の高さはアンティークカメラになっても誇れるほどです。
他のカメラメーカーとは違い、ニコンは日本の会社であることから、古いカメラの国内現存品はまだ多い方だと言われています。
また、同じような機種でもこまかなマイナーチェンジを行っているため、その差異によって買取価格が変動します。
ブロニカ
ニコンと同じく日本のカメラメーカーですが、初製品「ゼンザブロニカD」をはじめ、知る人ぞ知る名機が存在します。
創業者はカメラの素人でありながら、研究を重ねてプロ顔負けの機種を開発した、夢のあるメーカーでもあります。
すでにブロニカは吸収合併されており、カメラの製造・販売も終了しているため、現存機種はかなり値段に期待が持てるでしょう。