中古のスマートフォンは人気がある!?買取価格にも影響する売れ行き事情
中古スマートフォンが国内外でどのくらいの需要があるのか徹底調査!
中古でも高値で売れる理由や、スマホを売るなら知っておきたい情報をまとめたので、スマホを買取に出そうか迷っている方は判断材料にしてみてください。
中古のスマートフォン人気調査の結果を公開!
日本国内での中古スマートフォンの売れ行き
インターネットで情報を集める人が増える中、中古のスマートフォンの使い方についても知識が広がり、日本国内における中古スマートフォンの需要が高まっています。
そのため、今は中古スマホの買取ショップが激増しており、スマホ専門の買取業者だけでなく、総合リサイクルショップやジャンク品の買取店などでもスマホの買取に力を入れている所は多いです。
また、過去に販売された自分好みの機種や端末を使うために、SIMカードが抜いてある「白ロム」状態のスマホを購入する人もいる他、新品よりも安く購入できることから中古スマホの需要が高まっています。
中古スマホの人気の理由は端末の高さ?
現在新しいスマートフォンを購入した場合、端末代金だけでも平均8万円前後の支出が必要となります。
3~5万円程度で購入できていた一昔前と比べると、スマホの性能が高くなるのに比例して、端末料金も高額になっていきました。
2年間の分割払いをする場合はそれほど高くないように感じるものの、生活必需品とはいえ10万円近くの買い物を2年に1度行っていることになります。
しかし、中古の端末を購入する分には、最近発売された物でも4~5万円程、安いものなら数千円で購入できるため、新品で購入する場合と比べてかなり格安と言えるでしょう。
スマホの端末代を経済的負担に感じている消費者が多いことからも、中古のスマートフォンは売れ行きを伸ばしているのです。
スマートフォンの2台持ちに中古を買う人も
今ではプライベートだけでなく、ビジネスでもスマホは必需品と言っていいほど活躍しています。
オン・オフの切り替えをしたいというビジネスマンたちの中には、複数台のスマートフォンを所持して用途によって使い分けている人もいるのです。
しかし、端末代を払って複数のスマホを契約すると何十万の出費になってしまうため、ビジネスで利用するスマホは中古品で済ませるといった使い分けをする人も多く、結果的に中古のスマートフォンの需要が高まっています。
また、「ゲームをプレイする時に利用するスマホ」「動画を見るためのスマホ」といったように、ビジネス以外の目的でスマホを複数台持っている人も少なくありません。
MM総研の調査によると、中古スマートフォン・携帯の市場が5年後には現在よりも200万台ほど規模が広がると予測されており、スマートフォンの買取も今後益々ニーズが広がりそうです。
日本の中古スマホは海外でも需要が高い!?
海外での中古スマートフォンの売れ行き
中古のスマートフォンは日本だけでなく、海外でも非常に人気です。
特にアフリカや南米各国では、性能もあまり変わらず、新興国でも手の届く価格で購入することができるという理由から、 最新機種よりも2~3年前の中古スマートフォンの需要が高い傾向があります。
日本では型落ちの機種でも、新興国では人気のモデルのため、多少古くても十分値段が付くのです。
そのため、自分では「型落ちだし大した値段にはならないだろう」と思えるようなスマホでも、意外と高額査定が受けられるケースもあるので一度は査定を受けてみることをオススメします。
中古スマートフォンが日本から世界へ
世界の中古スマートフォンの拠点は広く、香港、シンガポール、ドバイ、マイアミなどを通じて日本の中古スマホが世界中に届けられています。
世界の中古スマートフォン・携帯の最大の市場と言われている香港では、月に100~200万台もの取引があると言われており、日本で買取されたスマホの再販ルートになることもあるのです。
米国IDCの調査によれば、2013年から2017年にかけて出荷台数の伸び率は、中国で52%、ブラジルが129%、インドが459%となっており、スマホの需要が急激に増加していることが分かります。
その需要の多さから、中古スマホが供給不足になってしまうこともある程です。
世界中の中古スマホ市場は拡大しているため、スマホが不要になったら処分したり放置するのではなく、買取に出した方がお得と言えます。
機種によっては値段が付かないこともあるの?
古い機種や人気の低い機種でも諦める必要はない!
電化製品やブランド品など、他の買取業界では、流行や人気モデルによって買取価格の差が激しいのが通常です。
もちろんスマホも、新しいモデルの物ほど価値が高く、査定額も上がりやすい傾向がありますが、日本だけでなく世界中にも中古スマートフォンの市場が広がっていることから、中古のスマートフォンは古い機種でも買取価格の高い商品が多いのです。
iPhone3Gなど、だいぶ古いものだと数百円での買取になってしまいますが、数年前に発売された機種でも数万円で取引されることはあります。
人気に関係なくスマホが高価買取になる理由とは
たとえば、iPhoneやGalaxyのように日本でも知名度が高く人気のスマートフォンは、中古であっても日本国内で高く売ることができるため、買取価格も高めに設定されています。
逆に、LGエレクトロニクスのスマートフォンのように日本ではあまり馴染みがない機種や、Galaxy Jのような不人気機種は国内では良い値段で売れない傾向がありますが、海外ではスペックが高く評価され、購入者も多いことから、高額査定になるのです。
中古スマートフォンの取引が盛んな今なら、国内需要の低い古いスマホや人気のない機種のスマホでも高価買取してもらえる可能性が高いため、自宅に眠っているスマートフォンがあるなら早めに査定を受けるようにしましょう。
中古スマホを売るなら知っておきたいこと
不具合があるスマホでも買取で値段が付く!
スマホを買取に出そうか迷っている人の中には、使用していたスマホが故障していたり、不具合がある方もいるでしょう。
一見正常に作動しないスマホは売り物にならないように思えますが、故障したスマホも買取で現金化することはできます。
壊れていないスマホと比較すれば当然査定額は下がってしまいますが、無料引取ではなく、きちんと値段を付けて買取してもらうことも可能です。
壊れたスマホは業者によって再販する前に修理されたり、分解してパーツとして使われるため、壊れてしまっているからといって商品にならないとは限りません。
壊れたスマホの扱いについては、壊れたスマホやiPhoneは買取できる?故障したスマホの買取相場も紹介でも詳しく解説しているので、故障品を売却したい方は是非参考にしてください。
リサイクルショップやフリマでは値段に期待が持てない
中古スマホを扱っているお店は増えたので、地域の総合リサイクルショップでも買取に出すことはできます。
ただし、リサイクルショップはスマホに特化した買取店ではないため、再販ルートも少なく、中古スマホの買取価格には期待が持てないのが現状です。
また、フリマアプリやネットオークションも、相場以上の値段を付けても購入者が現れない他、販売手数料や送料、会員費が発生するため、売却が成立しても余計な費用がかかってしまいます。
中古スマホを商品に見合った値段で手放したいなら、スマホの宅配買取業者を使って査定を受けるのがオススメです。
宅配買取を利用すれば、スマホをダンボール箱に梱包して送るだけで売れるので、お店に持ち込む手間もない他、購入者が現れるのを待つ必要もありません。
査定料や手数料、送料などはお店が負担してくれる他、再販ルートが多いことからスマホに見合った値段を付けてくれるため、買取価格を重視する人はスマホに特化した買取業者へ依頼するようにしましょう。