水没したiphoneも買取に出せる!?水濡れスマホでも高く売る方法は?
水没してしまったiPhoneの処分に困っている方に向けて、水没スマホの買取事情や、水没の見分け方、少しでも減額を抑えて高値で売るポイントなどをまとめました。
損をしない買取方法も紹介しているので、ちょっとでも高く売りたいという方は要チェックです!
水没したiPhoneにも買取で値段は付くの?
そもそもスマホの「水没」って何?
水没とは、スマホを水の中に落としてダメにしてしまうことを言います。
以前までは、スマホや携帯電話を水に落としたらすぐに駄目になってしまうイメージでしたが、今は耐水性が強い物も多く販売されているため、水場でも気軽に利用する人は少なくありません。
半身浴をしながらスマホをいじってお風呂に落としたり、トイレに落としてしまったりと、水没させた経験がある方もいるのではないでしょうか。
不注意で水没させてしまったなら仕方ありませんが、耐水性とは言っても、完全防水とは限らないため、防水性を確かめるためにわざわざ水に沈めたりするのはオススメできません。
水没したスマホでも現金化をすることは可能
「水没したスマホは売り物にならない」と思い込んでいる方もいますが、実は水没したスマホでも買取してくれる業者はあります。
当然状態の良いスマホの方が高値が付きやすいため、水没したスマホは相場買取価格よりは低くなってしまうものの、iPhoneのような人気機種なら値段を付けて買取してくれる所もあるので売却を諦める必要はありません。
iPhone5s以前の物だと値段が付いても数百円にしかならないケースが多いですが、5s以降だと1,000~8,000円程で取引されている他、6s以降のiPhoneなら水没した物でも数万円で取引されることもあるのです。
「どうせ買い取ってもらえないだろう」と諦めてしまうのは勿体ないので、一度は査定に出してみることをオススメします。
水没していても値段が付く理由は?
たとえ水没したスマホでも、買取業者によっては故障しているスマホを修理できる環境が整っているため、壊れた部分を直して再販することが可能です。
そのため、水没以外にも、液晶が割れて見た目がボロボロだったり、電源が付かなかったりというトラブルのあるスマホでも売り物になります。
また、たとえ修理が不可能でスマホとして再販をすることができなくても、分解されてパーツとして役立てられるため、水没したからといってスマホが無価値になるわけではありません。
パーツとしての価値を見出してもらえれば、水没マークが出ていたとしても値段を付けて買取してもらえるのです。
水濡れスマホを売るなら買取方法の選別が大事
今はスマホを買取しているお店も多い他、フリマアプリやネットオークションなどを使って個人でスマホを売却することもできます。
しかし、フリマアプリやネットオークションの場合、水没などの不具合があるスマホは安値でも売れにくい他、販売手数料や送料が差し引かれてしまい出品者にほとんど利益がないので注意が必要です。
また、リサイクルショップのようにスマホの修理設備が整っていないお店に持ち込んでも、値段が付いて数百円、場合によっては無料で引き取られてしまう場合もあるでしょう。
正当な価格で評価してもらいたいならスマホの買取に強い買取業者に査定を依頼するのが懸命です。
スマホを梱包して送るだけで簡単に査定が受けられる、宅配買取サービスを提供している業者も少なくないため、店舗に足を運ぶ必要も無く、手軽に水没スマホを売却することができます。
iPhoneが水没してしまった時に知っておきたいポイント
水没したiPhoneには目印が出る!?
iPhoneには、水に接触したかどうかが分かる「液体侵入インジケータ」と呼ばれる目印が付いているのです。
水没マークと呼ぶ方もおり、液体侵入インジケータはSIMのトレイの奥やイヤホンジャックの穴にある場合が多く、水に触れていない状態では白、もしくはシルバーになっています。
この部分が水没すると、マークが赤に変色するため、液体侵入インジケータを確認するだけで水没したことがあるかどうかは分かってしまうのです。
そのため、水没した後でも正常に作動するからといって水没歴を隠して売ろうとしても、査定時には液体侵入インジケータをチェックされてしまうのでバレてしまいます。
マークが赤になっていると、ジャンク品としての査定になるので、その点も踏まえて買取依頼をするようにしましょう。
iPhoneを水没させてもAppleには保証してもらえない!?
iPhoneを水没させて使い物にならなくなった場合、買い替えるか修理に出すことになりますが、水没で故障させた場合はAppleによるメーカー保証は適用されないので注意が必要です。
水没していると判定された場合、保証期間中であっても高額な修理費用を払うことになるので、メーカー保証に入っているからといってスマホを雑に扱うのは危険でしょう。
また、水の中に落としてしまった以外にも、雨の中長い時間使用しているだけでも水没判定になる恐れがあるので注意が必要です。
水没の保証が適用されるのは、AppleCare+ for iPhoneに加入している人に限定されています。
また、AppleCare+ for iPhoneに加入しているからといって、修理費が全額無料になるわけではなく、通常よりも安い料金で修理が受けられるだけなので、くれぐれもスマホの水没には気を付けましょう。
水没スマホの減額を少しでも抑える方法
付属品が合った方がプラス査定に
正常に作動をするスマホを売る場合、スマホ本体のみを査定に出すよりも、外箱やUSBケーブル、充電器といった購入時に付いてきた付属品を一緒に売った方が高値が付きやすいです。
水没したスマホも同様に、付属品が揃っているほど査定額が上がりやすくなるので、処分していないなら購入時に付いてきたものは全てスマホと一緒に査定に出すと良いでしょう。
また、まとめ売りによってスマホの買取価格がプラスに働くこともあるため、別途で販売しているスマホのアクセサリも不要ならまとめて売るのがオススメです。
データを初期化してから売却しよう
水没したiPhoneはもちろん、Androidなど機種問わずに、基本的にスマホを売却するにはデータを初期化するのが必須です。
きちんと初期化せずにデータが残ったまま売却すると、個人情報などが流出してしまう恐れもあります。
iPhoneは設定画面から「iPhoneの消去」をタップすることで初期化できる他、Androidも同様に設定画面から出荷時の状態に戻すことが可能なので、電源が付くようなら忘れずに初期化しておきましょう。
また、査定にスマホを出す際にSDカードやSIMカードを入れっぱなしにしておくと、着払いで返送されてしまうこともあるので、必ず抜いておくようにしてください。
不要になったらすぐ買取へ
どんな商品にも言えることですが、発売されてからすぐが最も人気や需要が高く、買取価格も高騰しています。
iPhoneに限らずどんな機種でも、スマホは新しいモデルが出るたびに旧型の価値は下がっていっていくのが通常です。
1ヶ月で買取価格に数千円の差が出てしまうこともある程なので、基本的にスマホは不要になったらすぐに査定を受けるのが高価買取のポイントと言えるでしょう。
水没したスマホも同様に、発売されてから年数がそれ程経っていない物の方が高額査定を受けやすいです。
売らずに保管しておいても、買取価格が今よりアップする可能性はほぼ無いため、今後利用する予定がないことが分かっているなら、なるべく早く売却しましょう。