本場黄八丈の買取価格の相場を公開!さらに高く売るコツも?

本場黄八丈を買取に出した場合の相場価格や、高額査定を狙うためのポイントを紹介しています。
反物か仕立て済みかによっても買取価格は異なる他、利用する店舗でも査定額は上下するので、買取に出す予定の方は一読してみてください。

伝統工芸品にも指定された「本場黄八丈」

八丈島の特産品・本場黄八丈の歴史

本場黄八丈は、東京都の八丈島で生産されている絹織物で、原型は平安時代末期から始まったと言われています。

室町時代に八丈島から絹織物が内地へと渡り、農産物を納められない代わりに年貢として用いられていました。

江戸時代になっても、絹織物は年貢の代用品になることが多く、当時は大名や大奥の人たちなどで限定的に使われていたものの、次第に町民からも親しまれるようになっていきます。

また、黄色は不浄除けの意味を持つとされていたため、黄八丈は魔除けとして使っている人もいました。

需要は高まるものの、八丈島で作られた織物は数も多く無く、入手しにくかったため高価な物として扱われました。

現在では、国の伝統工芸品にも指定され、島の特産品として八丈島の経済に大きな影響を与えています。

本場黄八丈の持つ特徴は色と強度

本場黄八丈は、主に黄色、樺色、黒色の3色の絹糸が使われています。

黄色はコブナグサ、樺色はマダミと呼ばれるイヌグスの樹皮、黒色にはシイの樹皮と、全て八丈島で自生している植物が染料の原料となっています。

さらに椿、榊の灰汁を用いて媒染することで、発色を鮮やかにする他、色落ちもしにくくなります。

八丈島独自の染色法で染められた黄八丈は、長い年月をかけても変色しにくく、繰り返し洗うことでさらに色が鮮やかになるという特徴を持っています。

染めた絹糸は、糸巻の作業が行われ、高機を使って無地や格子縞に手織りされていきます。

格子縞は、八丈島の伝統的な柄とされており、優雅さと渋さを兼ね備えた人気の織物です。

本場黄八丈はいくらで購入できる?

本場黄八丈は、大量生産できるものではなく、年間の生産数も限られているので、全体的に高価な物が多いです。

作家によっても大きく価格が変わり、名誉都民表彰を受けた、黄八丈の第一人者である山下八百子の作品などは、70万~170万程の値段が付いている物が多いです。

有名作家の物でなければ、20~30万円程で購入できる商品もあるため、本場黄八丈の相場はピンからキリまでと言ったところでしょう。

また、反物や着物に限らず、帯も人気商品となっており、本場黄八丈の名古屋帯などは10万円前後で購入することが可能です。

そもそもの価格が高いため、本場黄八丈は買取に出した際も高価買取が期待できる商品の1つです。

更に知りたい本場黄八丈のポイント

11種類以上にも及ぶ本場黄八丈の種類

本場黄八丈には、織り方にもいくつか種類があり、手法によって表現される柄が異なります。

経糸と緯糸を1本ずつ交差させて織る、基本的な手法である平織には、「二くずし」や「のげ」「べんけい」「ななこ」「三くずし」「千すじ」「万すじ」と呼ばれる織り方があります。

他にも、組織り点が斜めに連続するため斜文織とも呼ばれている綾織には、「めかご」「風通くずし」「たつあやみ」「太郎左衛門」「市松」「ひしあや」「杉綾」「まるまなこ」「よせあや」「片あや」「足高貴」など11種類以上の織り方が存在します。

これらの織りは、全て高機によって丁寧に手作業で織られていくため、機械織りとは異なる独特の感触を持っています。

織りの数は非常に多いものの、現在でも受け継がれ、黄八丈の伝統的な柄として生産され続けています。

本場黄八丈の見分け方のコツ

本場黄八丈以外にも、山形県米沢地方では、黄八丈を模した作品「米沢黄八丈「が生産されています。

黄八丈に詳しくない場合、本場と米沢の見分けが付きにくいと思いますが、簡単に見分けるポイントがあります。

まず、生地の光沢が本場の方が少ないのが特徴で、艶はそこまでなく渋めの仕上がりになっている物が多いです。

一方で米沢黄八丈は光沢が強めのため、人によっては本場よりも米沢の方を好む人もいます。

また、見た目だけでなく質も異なり、本場黄八丈の方が丈夫にできているため、長年着ていてもそこまで劣化することはありませんが、米沢は着用を繰り返すうちに折り切れしてしまう物が多いです。

質はその場では確かめにくいため、本場かどうか見分ける際にはまずは光沢の具合からチェックすると良いでしょう。

本場黄八丈の買取価格を紹介!

黄八丈の買取価格の相場は高め

伝統工芸品なうえに、生産数が限定されているため、中古でも高価買取が期待できます。

買取に出した場合、反物なのか仕立て済みなのかによっても価格は変わりますが、反物の状態なら8万円程で取引されることが多い他、仕立て済みでも、3万円前後の値段が付きます。

もちろん有名作家の作品は、さらに高値がつき、山下めゆや、山下八百子の作品なら一反で20万円以上の買取価格になることもあります。

著名な作家物であるかどうかに限らず、高価買取を狙うなら証紙は欠かせないアイテムなので、忘れずに査定の際は出すようにしてください。

また、本場黄八丈は傷みにくい織物ですが、時間と共に少なからず劣化はしてしまうため、状態が悪くなる前に、早めに査定に出すことを心がけると高額査定に繋がります。

高価買取を狙うなら宅配買取店を利用

本場黄八丈は価値のある着物なので、正しい査定をしてくれる店舗を利用すれば買取価格に期待が持てます。

しかし、リサイクルショップのように、着物に詳しい人がいないお店に持っていくと、相場の価格以下の値段をつけられてしまうため注意が必要です。

「商品に見合った価値をつけて欲しい」「近場に着物を専門とする店舗がない」といった人にオススメなのが、着物の宅配買取店です。

商品を箱に詰めて査定に送るだけで済むため、時間がない方や、自宅から出ずに買取を完結させたい人にもピッタリです。

送料が無料なうえに、着物の知識を持つ人が査定をするため、損をせずに着物を買取に出せます。

返送料が無料の店舗を利用すれば、査定額に納得がいかなかった場合には無料で返品もしてもらえるので、買取初心者の方にも使いやすいサービスです。

全国どこからでも手軽に利用できるので、本場黄八丈の買取方法を検討している方は宅配買取サービスも候補に入れてみましょう。

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