訪問着の帯はアレンジ可能!お洒落な結び方
訪問着の帯は二重太鼓が一般的ですが、実は変わり結びをすることもできます。
パーティーや慶事などの場面で華やかさを持たせたい時には、帯の結び方をアレンジしてみましょう。
印象を変える!訪問着の帯のお洒落な結び方
訪問着に可愛さもプラス「リボン太鼓」
基本の二重太鼓をアレンジし、お太鼓の上にリボンを乗せた帯のアレンジです。
派手すぎませんが、二重太鼓よりも可愛さが感じられるため、20~30代の女性にピッタリです。
若々しい印象になるため、淡い色味や薄色の着物には特に良く似合います。
リボン太鼓を作る場合、お太鼓部分は少し小さめに作った方がバランスが良く、可愛らしさが引き立ちます。
甘すぎないアレンジなら「花びら太鼓」
リボンほど可愛すぎるのは抵抗があるが、多少のアレンジを入れたいという方には、花びら太鼓がオススメです。
着物着付け師範のきらこよしえさんが考案した結び方で、帯の上に蘭の様な花びらが乗っています。
やさしさ、柔らかさ、気品が感じられる結び方で、どの様な訪問着にも似合います。
若い女性向きですが、イベントや社交場など華やかなシーンで訪問着を着用したいという中年の女性でも活用できます。
可愛さと華やかさを両立する「ボリュームリボン」
最初にご紹介したリボン太鼓は、シンプルなリボンとお太鼓の組み合わせでしたが、ボリュームを加えることでより華やかになります。
結婚式などのお祝い事では、華やかに着付けた方がより喜ばれますので慶事に向いています。
ボリュームリボンはアレンジ方法によって、リボンの両サイドにボリュームを出すもの、リボンの下にひだを作るもの、リボン自体を大きくするものなど様々です。
着付けをプロの方にお任せするという場合は、自分好みのアレンジを見つけておき、事前にその変わり結びができるか確認した方が安心です。
老若男女問わず使える「扇太鼓」
二重太鼓をベースに、帯の端から扇の様な形をデザインする結び方です。
扇は縁起物としても知られていますので、特に結婚式の様なお祝い事で変わり結びをしたいという時に最適です。
華美になりすぎないアレンジなので幅広い年代で応用できますし、訪問着だけでなく留袖など他の着物を着る時にも使えます。
扇を上から出す・横から出す、片側だけ作る・両側に作る、扇を広げる・閉じ気味にするなど、様々なデザインができるのも良い所です。