着物を処分したい!捨て方やおすすめのリサイクル方法を紹介!

箪笥にしまったままの古い着物など、不要になった着物の処分方法を紹介しています。
現金化する方法や、処分を検討すべき着物の特徴などもまとめたので、お得に着物を手放したい方は要チェックです。

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着物の処分方法にはどんなものがある?

1.ゴミとして捨てる

綺麗な状態の着物なら、エコのためにも、捨てずに買取に出したり、他人に譲ることをオススメしますが、虫食いや汚れが酷い物はゴミとして処分するのが懸命です。

着物は袋に入れて、決められた日にゴミに出すだけで捨てられるので、特別な処分費用はかかりません。

ただし、自治体によっては古布の回収日が隔週に1度という所もあるため、思い立った時にすぐに処分できないのが難点です。

清掃業者にハウスクリーニングを頼んだ際に、他のゴミと一緒に不要な着物を引き取ってもらうという手もありますが、ゴミの処分費用はかかってしまうため、着物の処分のために清掃を依頼するのはナンセンスです。

着物を捨てたいなら、自分の住んでいる地域の、古布の処分日に忘れずにゴミに出すのが一番手っ取り早いでしょう。

2.寄付する

不要になった着物は処分せずに、着物の寄付を募っている業者や施設などを見つけて、寄付するのも有効です。

寄付した着物は、国内外の受け入れ先にてリサイクルされ、着物のまま、もしくは形を変えて次の人の手に渡ります。

着物を手放すついでに、社会貢献や慈善活動がしたい方にはピッタリの処分方法と言えるでしょう。

しかし、注意したいのが、着物を寄付するまでにかかる送料は自分で負担しなければならないという点です。

利用する業者にもよりますが、着物を発送して寄付するには、2,000円前後の料金がかかるため、余計な費用をかけずに処分したい方には向いていません。

送料を負担してくれる業者はほとんど無いため、「お金がかかっても良いから寄付したい」という方の利用がオススメです。

3.リメイクする

着物を保管しておく場所が無いから処分したいけれど、手元には残したい、という方にはリメイクが向いています。

着物を洋服に仕立て直したり、ポーチやがま口、バッグといった小物に作り替えることが可能です。

手先が器用な方は、自分で手芸に挑戦してみるのも良いですし、苦手な方はリメイクショップに依頼して、希望のアイテムにリメイクしてもらうのもオススメです。

利用するショップにもよりますが、バッグや巾着、ポーチなどの小物にリメイクする場合は2,000円~5,000円程度で依頼できます。

洋服やドレスに仕立て直す場合は、3万円~8万円と高額になるため、予算と相談してリメイクを検討しましょう。

4.買取に出して現金化する

虫食いが大量にある、酷い破れがあるなど、特別着物の状態が悪いわけでは無いなら、売却してお金に換えるのも有効です。

着物は元値が高めということもあって、中古でも高値が付くケースが多いため、単純に置き場所の無い着物や、着る機会を失った着物なら一度は査定に出してみることをオススメします。

また、売った着物は次の人の手に渡るので、資源の有効活用にもなるでしょう。

リサイクルショップで売ったり、フリマやネットオークションに出品するなど、着物を処分する方法は様々ですが、買取方法によって査定額は大きく変わるため、「できるだけ高値で売りたい」と考えるなら、買取方法を比較して、損をしない方法で売却することが重要です。

着物のオススメの買取方法は?一番高く売れるのはコレ!

リサイクルショップでの売却はNG?

不要になった物を売る際に、リサイクルショップの利用を考える方は多いでしょう。

たしかに、総合リサイクルショップでも、着物を買取している所は多いですが、残念ながら買取価格には期待が持てません。

着物の査定は難しいため、着物に精通した査定士がいないリサイクルショップでは、たとえ高価な着物を持ち込んだとしても相応しい価格を付けてもらうことはできないのです。

作家物や伝統工芸品を査定に出しても、相場よりかなり安い値段を付けられることがほとんどなので、損をする可能性が高いでしょう。

数十万円で購入した着物が、数百円で買い取られてしまうケースも珍しく無いので、不当な値段で引き取られるのが嫌な方は、他の買取方法の利用を検討してください。

フリマアプリやオークションは要注意!

自分の決めた値段で着物を出品できるフリマアプリやオークションなら、高価買取が狙えると考える方は少なくないでしょう。

スマホやPCさえあれば手軽に出品できるうえに、購入者が見つかればすぐにお金に換えられるのも魅力です。

ただし、落札されなければいつまでも現金化できないというデメリットがある他、寸法を測って写真を撮ったり、購入者とのやり取り、梱包、発送、入金の確認など、全てを自分でやらなければならないため、時間に余裕がある方にしか向いていないので注意しましょう。

また、取引後に「写真じゃ分からないシミがあったから返品したい」「思っていたものと違うからキャンセルしたい」など、クレームを付けられることもあります。

オークションやフリマアプにトラブルは付き物ですが、特に着物のような高級品の取引は、トラブルに発展する可能性が高いので、くれぐれも用心して利用するようにしてください。

高く売るなら着物専門の買取店へ

なるべく高値で着物を手放したいなら、リサイクルショップなどは使わずに着物を専門としている買取店を利用するようにしましょう。

今は、自宅から着物をダンボール箱に詰めて発送するだけで査定に出せる着物の宅配買取サービスが注目を集めています。

近場に着物の買取店や呉服店が無い方でも手軽にプロの査定が受けられるため、高級な着物を売りたい方にも利用しやすいです。

また、査定に出す際の送料や梱包材、手数料は無料となっているため、余計な費用はかかりません。

返送料が店舗負担の所を利用すれば、万が一査定額に納得がいかなくても、無料で着物を返してくれるので安心です。

着物の宅配買取を利用すれば、忙しい方でも空いた時間で着物を査定に出せる他、商品に見合った価格をしっかり付けてくれます。

買取価格にこだわりたいけど、手間をかけずに安心して着物を査定に出したい方は、宅配買取の利用も検討してみましょう。

処分を検討するべき着物の特徴を紹介!

紋付の着物

本来は、紋付の着物には自分の家や実家の家紋をいれるものですが、現在はそれほど家紋を重要視しない傾向になっており、レンタルなどで全く自分とは関係のない家紋の入った着物を着る人も少なくありません。

レンタルではなく購入した人の中には、もう着る機会が無いから処分したいと考えている人もいるでしょう。

家紋が入った着物は買取に出せないと思われがちですが、問題なく売却することが可能です。

家紋を気にしない人の方が多いため、紋が入っているからといって査定額が下がることもほとんど無く、紋の無い着物と同等の商品価値を持っています。

また、紋は後からでも加工することができるため、査定額にはほぼ影響が無いと考えて良いでしょう。

今後着る予定の無い紋付着物があるなら、査定に出してみることをオススメします。

喪服の着物

お通夜や葬儀などで着用する喪服ですが、現在は洋装の喪服が主流となっているため、和装の喪服の需要はあまり無いのが現状です。

また、喪服の着物を着るにしても、レンタルで済ませる人がほとんどなので、わざわざ購入する人は極わずかです。

着物の中でも喪服は特に買い手が付きにくいため、買取価格にはそこまで期待できませんが、元値の高いブランドの喪服であれば、値段を付けて買取してもらえる可能性はあります。

ただし、買取業者によってはそもそも喪服の買取はNGとしている所もあるため、どこの買取店でも査定が受けられるわけではありません。

事前に買取店のHPなどを参考に、喪服を取り扱っているか確認してから買取に出すようにしましょう。

七五三の着物

七五三の着物は需要が高く、高価な物も多いため、中古市場でも買取価格は高めであることが多いです。

また、着物と一緒に帯や草履、髪飾り、バッグといった和装小物も購入した場合は、まとめて売ることでさらに高額査定が期待できるでしょう。

親戚や身近な人で、七五三を迎える人がいるなら譲るのも有効ですが、次の世代に着せようと保管しておくのはあまりオススメできません。

七五三の着物のデザインも、流行と共に変化していくため、次世代の子に着せようとした時には流行遅れのデザインになっている可能性が高いのです。

そのため、長期間の保管は考えずに、処分するなら誰かに譲るか、買取に出して売却するのが懸命でしょう。

婚礼衣装の着物

結婚式のお色直しなどで着用される本振袖は、高級感が溢れ、見た目も華やかです。

人生の晴れ舞台に着ることもあって、高価な物を奮発して購入する方も多いですが、着る機会が一度しかないのが残念な点でしょう。

結婚式が終われば、今後着ることは無いため、婚礼衣装として着用した着物は買取に出して処分することをオススメします。

「娘が結婚する時までとって置こう」と考える方もいると思いますが、長期間保管しておくと、虫食いやシミ・カビ、色あせなどによって、状態が悪くなってしまう恐れがあるので注意です。

本振袖は高額査定を狙いやすい商品なので、劣化して価値が下がる前に買取に出すのが懸命でしょう。

本振袖と一緒に長襦袢を購入した方は、一緒に査定に出すことで、さらに買取価格アップが狙えます。

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