八重山ミンサーの買取価格の相場はいくら?どこなら高く売れる?

石垣島の伝統工芸品・八重山ミンサーは買取でどのくらいの価格がつくのでしょうか。
オークションやリサイクルショップを利用するよりも高額査定が期待できる買取方法も紹介しているので併せて確認してみてください。

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現在も愛され続ける八重山ミンサー

そもそも八重山ミンサーとは?

八重山ミンサーは、ミンサー織りの1種で、石垣島の伝統工芸品の1つです。

元々は帯に使われることがほとんどでしたが、現在では多くの人に親しんでもらうために、お財布やバック、名刺入れ、かりゆしウェアなど、現代でも使いやすい小物や洋服にも用いられるようになりました。

もともとの八重山ミンサーは、スッキリとした藍色が伝統色でしたが、今は赤・黄・緑といった様々な色でカラフルに織られるようになり、沖縄土産として人気を得ています。

ミンサーを見物したり購入できる、みんさー工芸館や、手織り体験ができる工房、織物文化の歴史を学べる石垣市伝統工芸館など、八重山ミンサーに関わる施設が沖縄には多く、今でも大切にミンサーの歴史が受け継がれていることが分かります。

石垣島ではミンサーの手織り体験ができる

石垣市南部にある「あざみ屋みんさー工芸館」では、八重山ミンサー織りはもちろん、八重山上布といった、伝統工芸品や資料の展示が行われています。

展示室の近くには、体験工房も設置されており、好きなカラーを選んでコースターやタペストリーを作れるため、観光客から人気のあるプランです。

実際にミンサーを織る際に使われている織り機に座って行うので、本格的な手織り体験を楽しめるのもポイントでしょう。

体験中は、職人さんがしっかりとサポートをしてくれるので、織物体験が初めての方や、「不器用だから上手に織れる自信がない・・・」という方でも安心です。

伝統工芸品に触れられ旅の良い思い出にもなるので、一人旅の方や友人同士、ファミリー、外国人観光客、カップルなど幅広い層が訪れる、ポピュラーな観光スポットとなっています。

八重山ミンサーはロマンチックな織物だった?

八重山ミンサーの歴史

八重山地方には八重山上布という織物がありますが、上布が琉球王朝への献上品であるのに対し、八重山ミンサーは庶民に親しまれているものでした。

現在ではミンサー織りのアイテムは色々とありますが、当時は琉装の帯として用いられることが一般だったとされています。

八重山ミンサーが始まった正確な時期は定かではないものの、八重山での木綿が栽培され始めたのが約400年前のため、その頃が起源と考えられています。

一説によれば、仏教伝来の際にアフガニスタンやインドの獣毛を岩料で染めた織物が、沖縄地方に伝わり、それが八重山織り・ミンサー織りになったという話もあります。

昔の八重山地方には、女性は男性から求婚された際には返事の代わりとして幅の狭い織物を送る習慣があり、「綿」でできた幅の「狭」い織物ということで、「綿狭(みんさー)」と呼ばれ、現在の「ミンサー」という呼称になったと言われています。

八重山ミンサーの特徴は絣模様と厚み

八重山ミンサーの一番の特徴は、5つの四角と4つの四角によって構成された絣模様です。

この絣模様の構成には、大切な意味が含まれており、現代でも後世に語り継がれています。

今では様々な色のミンサーが作られていますが、元々は八重山ミンサーは藍色の地を使うのが伝統とされていました。

また、木綿で作られたがゆえのしっかりとした厚みも八重山ミンサーの特徴と言えるでしょう。

着物を着用する人が減少すると共に、八重山ミンサーの角帯の需要も減り、かなりの在庫が溜まってしまった際も、帯の厚みからハンカチや風呂敷に再利用することが難しく、生産者たちは頭を抱えたそうです。

その厚みを生かすために作られたのが、八重山ミンサーのお財布とバッグです。

角帯以外にミンサーを利用することで、八重山ミンサーが多くの人から親しまれる手助けとなり、メジャーな沖縄土産としてお財布やバッグは人気を集めることになりました。

八重山ミンサーの柄が持つ意味とは

八重山ミンサーの特徴である絣模様は、単なる模様では無く、ハッキリとした意味が込められているというのは有名な話です。

5つの市松柄は「いつの」を表し、4つの市松柄は「世(よ)を」意味しています。

織物の両側にある竪縞は足がたくさんあるムカデを表現しており、全ての柄の意味を合わせると「いつの世までも、ムカデのように足しげく通ってほしい」となります。

琉球王朝で通い婚が通常だった頃、女性は男性に向けて、少しでもたくさん会えるようにと願いを込めてミンサーを織ったそうです。

また、伝統色とされていた藍色も、繰り返し染めることから「愛を重ねて」という意味があったと言われています。

このように、ロマンチックな話を持っているのも、八重山ミンサーが人気である理由の1つなのでしょう。

八重山ミンサーの買取価格と高価買取のコツ

八重山ミンサーの買取相場価格を紹介

八重山ミンサーは、夏なら浴衣や麻の着物に、他シーズンでも紬や小紋などに合わせられる万能な角帯です。

そのため、着物を着る人からの需要は未だに高く、中古でも高価買取してもらえることが多いです。

状態や商品によって買取価格は異なりますが、ネットオークションでは売る際の平均価格は8,0000円前後が相場のようです。

高価な物では4万円近くで売ることができる場合もありますが、ピンキリといった所でしょう。

ハッキリとした値段を知ることは難しいので、売ることを検討中の場合には、無料査定をしてくれる店舗で実際に査定に出してみるのがおすすめです。

証紙は、八重山ミンサーの価値を証明して査定額アップに繋がる大切なものなので、持っている場合は、欠かさずミンサーと一緒に査定に出して下さい。

また、織物は時間が経つ程に劣化して、価格も下がりやすくなるので、不要な場合はなるべく早めに買取に出しましょう。

八重山ミンサーが高く売れるお店はどこ?

八重山ミンサーは伝統工芸品ということもあり、商品や織物の価値が分かる、着物の専門店に査定に出すことで高額査定を狙えます。

オークションやリサイクルショップを利用すると、相場価格より下の値段で取引されてしまうのがほとんどなので要注意です。

近場に着物買取店がないという方でも、ネットを窓口としている宅配買取店を利用すれば、全国どこからでも商品を査定に出せます。

送料や手数料が無料なことに加え、査定をするのは着物の知識が豊富な人たちなので、八重山ミンサーに見合った価格を付けてくれるでしょう。

万が一査定額に納得がいかなかったとしても、返送料が店舗負担の所を使えば、キャンセル時も無料で商品を返して貰えるので、利用者が損をすることもありません。

箱に詰めて商品を送るだけで買取価格を教えてもらえるので、売却を考えている方は一度宅配買取の査定を利用してみてはいかがでしょうか。

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