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車の高価買取のポイントと査定基準

車の高価買取のポイントとは?高値で売るために知っておきたい査定基準

車を高く売りたい方へ向けて、査定のポイントや価格を上げるコツについて解説しています。
少しの知識と工夫点をおさえて、自分の愛車をより高価買取へつなげましょう。

※本サイトにはプロモーションが含まれています。

査定士が必ず見ている!実車チェックのポイント

1.外観・外装

車の査定では車種だけでなく、カラーの人気も反映されるため、需要の多いボディカラーや白系や黒、シルバーなどの定番色は査定額が上昇します。

また、綺麗な車ほど買い手がつきやすいため、ボディ全体に傷やヘコミ、汚れ、フレームの歪みなどがないかも細かく確認されるポイントです。

意外と見落としがちなのがナンバープレートや鍵穴周辺の傷・変形で、特にナンバープレートの状態は事故との関連性も疑われるため、注意深く見られています。

他にもヘッドランプ・テールランプの破損や点灯、ルーフの動作など、外装に関する部分も査定され、不具合があれば減額対象となってしまいます。

2.走行距離

普通自動車の平均走行距離は約1万km/年、軽自動車の場合は約8,000km/年と言われています。

車の買取査定では上記の距離を基準に、年式や購入時期と併せて査定額に反映されるため、年間距離がかなり多いと「過走車」として価格が下がりがちです。

これを聞くと、走行距離が少ない車は買取額が上がりそうに思えますが、実はそうとも限りません。

あまり乗っていない車は、エンジンやタイヤ、バッテリーの不具合が生じる危険性があるため、査定額は低めに算出されます。

3.内装

フロアマットやシートなどの汚れやニオイが酷い場合、中古車として販売する前に交換が必要になるため、買取価格が下がる要素となります。

特に喫煙車の場合は、ニオイだけでなく焦げ跡や穴などが生じている事も多く、非喫煙車に比べると全体的に価格が低めです。

また、ハンドルやスイッチ類などよく触れる部分は、手垢汚れや擦り切れなどが生じているかどうかが査定で見られています。

車内装備は買取価格に影響する?

オーディオ・スピーカーについては、高価なものと交換されていても、人気のブランドでない限りはあまりポジティブに評価してもらえません。

近年標準搭載される事の多いカーナビは、純正のもの、新型、HDD搭載機種はプラス評価に値します。

オーディオもカーナビも、取り外している場合はマイナス評価を受けやすく、さらに工事跡が汚いと余計に減額されやすいので、気を付けたい査定ポイントです。

エアバッグはあまり査定額に関与しませんが、特別車にオプションで搭載できるもの(サイドエアバッグ・カーテンエアバッグ・ニーエアバッグ)があると車の安全性が非常に高まるため、高価買取に繋がりやすくなります。

4.エンジンまわり

車にとって非常に重要なエンジンまわりは、ボンネットを開けて異音の有無を確認するだけでなく、オイル漏れやプラグ・バッテリーの状態などもチェックされています。

また、エンジンルーム内を改造してある場合は、パーツの種類と取り外した純正品の有無が確認され、ものによっては交換した製品でもプラス評価してもらえることがあるようです。

ただし、事故などで修復歴がある場合、見た目がどれだけ良くても減点されてしまいます。

なお、エンジンルームの奥には車体番号が打刻されていますが、国土交通省の許可なく移植・改ざんされていたり、車検証の番号と合致しないと、盗難車等の恐れがあるため買取を断られてしまいます。

状態の良い中古車をかなりの破格で購入した方は、念のため査定の前に確認しておいた方が安心かもしれません。

5.足回り、下回り

タイヤ、ホイール、タイヤハウスは、汚れや傷、ヘコミといった状態にかかわる箇所が主に査定され、さらにタイヤの溝は交換のタイミングが近いかどうかもチェックのポイントになっています。

改造車が好きな方は車高をあえて低くしたり、マフラーを交換している場合も多いですが、基本的にはあまりプラスには見られません。

ただし、車種と需要、改造内容、使用パーツを確認し、そのままでも売れると判断されれば、改造後の状態の方が高く評価してもらえるケースもあります。

6.その他の査定点

細かい査定のポイントになりますが、スペアキーの有無や車体・搭載機器・パーツ類の説明書類が揃っているかどうかも、査定基準の1つになっています。

特に、長年載っていて新しい機器に交換した場合や、改造して異なるパーツに付け替えた方は、説明書を紛失していないか今一度確認しましょう。

カギは動作の確認も行われ、反応が悪いなど作動に不具合があると買取価格が減額されてしまいます。

また、車検は車の点検を示すものですので、1年以上期間が残っていると査定で高く評価されることが多いです。

ただし、車検の残りが1年を切っているからといって、マイナスに査定される訳ではありません。

車の査定で買取価格を引き上げるには?

カスタムパーツを外す

中古車は基本的に、改造車よりも純正車の方が買い手がつきやすいため、カスタムパーツよりも純正品装備の方が高価買取に繋がります。

どんなに高いパーツを装備していても、買取査定ではマイナス評価になってしまうことがほとんどです。

パーツだけでなくステッカーなどの装飾も同様ですから、できるだけ剥がしておいた方が良いでしょう。

多くの場合、お店が車を売る時にはすべて純正品に揃えた状態にしますので、基本的には改造車も純正パーツに交換した方が買取店の手間が省けるため、価格アップに繋がります。

特に、カーナビやオーディオ機器については純正品でないと価格が低めに出てしまうので、注意が必要です。

ただし、車種や改造内容、使用しているパーツによっては、カスタム後でもプラスに評価してもらえる事がありますので、人気の改造を施している場合はそのままでも良いかもしれません。

洗車、傷の補修を行う

車を使用していれば、必ず細かい傷がついてしまうものですが、ドアの開閉や少し障害物で擦れてしまった程度の傷であれば、コンパウンドで磨いて綺麗に補修することができます。

このような細かい傷も買取査定で価格が下がる原因となってしまいますから、できるだけ自分で手間をかけて買取価格アップを目指しましょう。

板金・修理が必要なレベルの傷やヘコミは、修理代金の方が高くついてしまう恐れがありますので、無理に直す必要はありません。

また、査定前には洗車やワックスがけで綺麗な車体にしておくことで査定士の受ける印象も良く、「大切に扱ってきた車だから・・・」と価格を考慮してくれたりもします。

車内のニオイや汚れを取り除く

査定額に大きく影響を与えるのが、車中の臭いです。

特に多いのが車内で喫煙される方の車ですが、煙草を吸っている人の車に入ると独特な匂いが付着しているため、あまり良い査定結果が望めません。

中古車にはありがちですが、この臭いをしっかり消すことによって査定額の大幅アップが期待できますので、消臭剤やスプレーなどでできるだけカバーしておきましょう。

また、タバコだけでなくペットの臭いや香水など、次に乗られる方が不快に思う強いニオイも査定額に影響してしまうので、しっかりと消臭しておきましょう。

買取後には業者で車のクリーニングをしてくれますが、査定前には自分で車内の清掃を行い綺麗にした方が、買取額アップが期待できます。

もちろん、長年使っている愛車は、取れなくなったシミなどが付いてしまうのは仕方のないことですが、ゴミや埃などの自分でケア出来る部分はしっかりと掃除しましょう。

買取相場を把握する

いざ愛車を買取査定に出しても、提示された金額が適正なのかが分からなければ、高いも安いも判断ができません。

より高く買取ってもらうためには、査定の前に自分の車の買取相場を把握することが大切です。

もちろん、買取相場はあくまでも参考資料であり、車の状態や相場変動によって査定額は上下しますので、必ずその金額で買取ってもらえる訳ではありません。

しかしながら、車の適正価格が分からないと安く買い叩かれてしまうリスクがありますので、平均的な価格だけでも分かる資料を持っていると安心できます。

買取相場は様々なサイトで調べる事もできますが、一括査定の申し込みをすると価格を教えてくれるところも多いので、売却と併せて利用すると便利です。

本命の前に相見積もりを入手する

基本的にどの買取店も、最初から最高額を提示してくれるわけではありません。

そこで価格を引き上げるために、有効に使える資料として持っておきたいのが、他社の見積もりです。

車の買取業界に詳しくない素人が知識だけで交渉しても、あの手この手でかわされてしまうのが関の山でしょう。

その点、他社の査定結果は実際に実車を見た上で出された具体的な事実ですから、交渉材料としては高い効果を発揮します。

買取店も利益になるからこそ車を買取っている訳ですから、他社よりも自社で売って欲しいという気持ちが強く、最初の提示額よりも高い金額で売れる可能性が高まるのです。

相見積もりは入手時期に注意を

車の需要と相場は毎日変動しているため、相見積もりがあっても査定日が離れていると、参考にすることができません。

基本的には1~2週間以内の見積もりが有効範囲となり、早ければ早いほど効果を発揮しますので、短期間で一気に査定を依頼するようにしましょう。

また、相見積もりも1社だけでなく5社前後は取るようにし、より高い価格で本命の業者に交渉できるよう用意するのがベストです。

査定士の心象を良くする

車の買取は人対人の交渉ですから、自分がプラスの印象を受ける人の方が「多少色をつけて買取ってあげたい」と思うのが心情です。

不愛想な人や横柄な態度の方、過度な要求をしてくる人は、「車の扱いが悪そう」「自社にあまり利益をもたらさない」「トラブルになる恐れがある」と判断されやすく、交渉してもうまく事が運びません。

もちろん、相手からの印象が良いからといって大幅に価格を上げてくれる事はありませんが、多少なりとも買取価格が上がる可能性は期待できますから、気持ちの良い振る舞いを心がけましょう。

買取前に確認したい!車の必要書類

車を売る時に揃える書類と注意点

車を売却する際、どの買取店を利用する場合でも下記の書類は用意する必要があります。

  • 自動車検査証
  • 自賠責保険証明書
  • 自動車納税証明書
  • リサイクル券(預託証明書)
  • 運転免許証(本人確認)
  • 実印、印鑑登録証明書(軽自動車の場合は認印)

「自動車検査証」「自賠責保険証明書」「自動車納税証明書」の3つは、車内のダッシュボードやドアのポケットなどで保管している方がほとんどですから、全て揃っているかを確認するだけでOKです。

万が一なくしてしまった場合には、ほとんどの買取業者で再発行の代行手続きが可能ですから、査定日程調整時に確認してみましょう。

また、リサイクル券とは、リサイクル料を支払い済みの車に対して発行されている券(預託証明書)のことです。

買取業者にこの券を渡すことにより、支払い済みの相当額を受け取ることができるのですが、ほとんどの場合は車の購入時に支払いをしていますので、車検証と併せて保管している可能性が高いです。

ただし、リサイクル券の金額に含まれる「資金管理料金」だけは、最初に払った所有者の負担になりますので、その額を差し引いた額が返還されます。

車の売買で必要な書類については「車を売る時に必要な書類は?買取利用時の準備リスト」で紹介しています。

もう少し詳しく知りたい方、書類や物品の準備に不安がある方は、上記ページも併せて確認しておきましょう。

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